はじめてのストーリー作り

初心者が迷わない学習の順番

小説の書き方は独学で学べる?

小説の書き方を独学で学ぶ流れ。今のメモから試したいことを選び、必要な記事を読んで短く書く。書けた範囲と疑問を残し、五つの観点を固定の進級順にしない。

この記事の結論

小説の書き方を独学で学ぶなら、いまあるメモや本文から、試したいことを一つ選ぶ方法があります。入口・人物・構成・舞台・仕上げを見渡し、必要な記事を読んで短く試しましょう。五つを順番に終える必要はありません。

コトハ ソウマ ミラ アキト
難易度
初心者
読了時間
13分
公開日
最終更新日

この記事でわかること

  • 五つの観点から、いま学びたいことを選べる
  • 読む記事と、原稿で試す作業を一組にできる
  • 作業前のメモと、試した本文・未定を残せる
#ロードマップ#学習順#創作初心者

ソウマ

人物、世界観、プロット、文章……どの記事から読めばいいか迷うんだよな。

コトハ

いまあるメモを開いて、今回書きたいものを一つ考えましょう。それに使えそうな記事を選べます。

アキト

読んだ後に何を試すかも残そう。必要なら、前に読んだ箇所へ戻っていい。

01

Story Basics

小説の書き方を独学で学ぶには、今あるメモから試すことを選ぶ

夜だけ開く修理屋という設定から、今回は来店する人物の用件を考える。店の仕組みから始める方法もあり、学ぶ順は今回書きたいものから選べる。

小説の書き方は、本や記事を読み、自分で書いて読み直す形で学べます。何から始めるか迷うなら、手元のメモや本文を一つ開き、「今回は何を試したいか」を決める方法があります。

ここで紹介するのは、今あるものを見る→必要な箇所を読む→短く試す→残った疑問を記録するという進め方です。理論を先に読む日や、好きな作品を読み返す日があっても構いません。書きながら学ぶことだけが正しい順番ではありません。

まだ材料がなければ、小説の練習方法で種カードと短い本文を試せます。最初の用件や動作から考えたいなら、物語作りは何から始める?も使えます。どちらの時間設定も練習を区切る目安です。

「全部分からない」を、一作業へ分ける

たとえば「夜だけ開く修理屋」という設定だけがあり、店へ来る場面を書きたいとします。「誰が何を持って来るか」を考えたいなら、人物の記事が候補です。店の仕組みから考えたいなら、舞台の記事を先に選べます。

同じ設定メモでも、書きたいことによって学ぶ先は変わります。人物が未定だからといって、必ず人物から始めなければならないわけではありません。

ソウマ

設定しかないから、まず世界観を全部作る必要があると思っていたよ。

コトハ

今回は店へ来る人の用件を考えたいんですね。そこに使えそうな記事を選び、短い場面で試してみましょう。

02

How to Start

小説の独学で選べる、五つの学習の観点

独学の五つの観点。入口と人物では材料や用件、構成と舞台では前後と条件、仕上げでは書いたものの見直しを扱う。設計メモと本文を区別し、公開は必要なら選ぶ。

学ぶ場所を、五つの観点に分けて見ます。表は入口から仕上げまでの並びですが、順番に合格して進む仕組みではありません。今ほしいものに合う行から選べます。

観点今考えたいこと試して残すもの
入口を作る何を材料に書くか決めたい物や場面のメモ、短い試し書き
人物を考える誰が何をしようとするか決めたい今回の用件や最初の動作
構成を考える出来事をどう並べるか比べたい場面の候補、前後のつながり
舞台を考える場所やルールを場面へ使いたい今回使う条件と、起きる動作
仕上げる書いたものを読み直したい直す点と改稿。公開は必要なら別に選ぶ

人物なら主人公の作り方、構成なら物語の基本構造やプロットの作り方が候補です。舞台は世界観の作り方、書いた本文の見直しは物語の推敲の基本へ進めます。

一枚の設計メモと、一ページの本文は違う成果物です。「人物を考えた」と「場面を書いた」を分けて記録すると、どこから再開するか分かります。主人公の欠落や成長、大きな事件が今回必要なければ、用件や動作だけから試せます。

アキト

世界観を先に作るのも、場面を書いてから条件を足すのも選べる。今回何を確かめたいかで決めよう。

ソウマ

人物のメモができても、一ページ書けたとは数えない。次に本文で試すんだね。

公開を考える場合は、仕上げの後に投稿サイトに出す前の確認を使えます。公開しない作品でも、書いて読み直す学習は続けられます。制作全体を見渡したいときは、小説の書き方・初心者完全ガイドが別の入口になります。

03

Choose Your Room

今の原稿から記事を選び、読んだ内容を短い本文で試す

理乃22歳がオルゴールの曲をもう一度聴きたいという目的メモを作り、修理屋で依頼する三文を試す。修理の成否と夜だけ開く理由は未定。30分は配分例で実測ではない。

広く探したい場合はカテゴリから、試したいことが決まっていれば記事から選べます。

次に読む記事と、戻る作業を一組で選ぶ

これは能力を測る診断ではありません。近いものがなければ、いま迷う文やメモをそのまま残して、読む先を保留できます。

作例:設定一行から、修理を頼む三文へ

ここからは、自作の教材**『夜の修理屋・学習メモv1』**です。最初にあったのは「夜だけ開く修理屋」という設定メモでした。今回は、店へ来る人物と用件を考えたいので、「主人公の作り方」の望みを考える箇所を使います。

人物を理乃、22歳とし、次の目的メモを作りました。

オルゴールの音をもう一度聴きたい理乃が、修理屋に依頼する。

これは設計メモです。次に、動作と台詞を加えて三文を試します。

理乃は、音の鳴らなくなったオルゴールを抱え、夜の修理屋の戸を押した。

カウンターに箱を置き、「また、この曲を聴けるようにしたいんです」と言った。

店主は蓋を開け、止まった歯車をのぞき込んだ。

本文に書けたのは、理乃が店へ入り、望みを言い、店主が中を見るところまでです。修理できるか、いくらかかるか、曲が再び鳴るかは未定です。店が夜だけ開く理由も、この三文ではまだ扱っていません。

ソウマ

設定を一つ置いて、人の用件をメモして、三文を試した。読んだ内容を使う場所が見えたよ。

アキト

店主の返事はまだ書いていない。次はそこを試すか、先に店の条件を考えるか選べる。

30分使える日の配分例

時間を区切りたい場合は、次のような配分を置けます。合計30分ですが、作例が実際にこの時間で書けたという計測結果ではありません。

目安作業残すもの
5分選んだ記事の該当箇所を読む今回使う考え方を一つ
10分人物の用件をメモする依頼する人物と、その望み
10分短い本文で試す店へ来て依頼する三文
5分保存して次の作業を書く未定と、次に確かめること

短い時間しか取れなければ、一箇所を読んで、試したいことだけ残しても構いません。本文まで進まなかった日も、途中のメモから再開できます。

04

AI Partner

AIには、今の原稿と学びたい範囲を渡して相談する

AIには今あるメモや本文と迷う点、相談範囲を渡す。教材を読んだと決めつけず、完成本数や理論名だけで作者の実力を判断しない。提案から次の作業を選ぶ。

AIに相談する場合は、完成した本数や知っている理論だけでなく、今あるメモや本文を渡します。そのうえで、今回作りたいものと、どこで迷ったかを伝えます。

理乃の例なら、設定だけの段階と、三文を書いた段階では相談する内容が違います。三文があるなら「店主の返事を考えたい。今は修理の成否を決めない」と範囲を絞れます。

もったいない相談例

創作初心者なので、勉強すべきことを全部決めてください。

よい相談例

小説の独学で、次に試す作業を一つ考えたいです。 材料の名前・版:_____ 今あるメモや本文:_____ 今回書きたいもの:_____ いま迷っている点:_____ 候補にしている記事・教材と内容:_____ 使える時間と、今日は止める目安:_____ まだ決めないこと・相談の範囲:_____ 元のメモや本文のどの箇所を手がかりにしたか示し、試す作業を一つ提案してください。 足りない情報は一つ尋ねるか未定として残し、完成本数や理論名だけで能力を診断しないでください。 記事の内容が渡されていなければ、読んで確かめたように説明しないでください。 必要な場合だけ別の工程も候補にし、固定の五段階を順番に終えることを求めないでください。 時間内の完成や学習効果を保証せず、途中で止めた場合に残すものも示してください。 新しい本文を書く依頼がない限り、今ある文を勝手に完成させないでください。

ミラ

記事の題名しか渡していないなら、AIがその記事を読んだとは限りません。使いたい説明を自分で確かめ、必要な範囲を示せます。

コトハ

提案された順番が今の作業に合うか、手元のメモに戻って判断しましょう。

05

Practice

独学の学習メモに、試したことと次の作業を残す

学習前の設定、教材を使った用件メモと三文を保存する。未定を分け、次は店主の返事か店の条件を考える。途中のメモや保留でも再開できる。

現在地、次に使う教材、試す作業を一緒に残します。作業を始める前のメモと、試した後の本文や未定も分けておくと、次に開いたときに再開できます。

実践ワーク

今あるメモと、教材を使って試したことを残す

今の材料、迷う点、次の記事と作業を記録します。時間は自分で決め、作業後のメモや本文、未定も必要に応じて保存できます。

現在地

今あるメモと、試したいことを置く。

教材と作業

読む箇所と、原稿で試す作業を一組にする。

作業後

試したメモや本文、未定と次の作業を残す。

生成される実践メモ

入力すると、この記事のワーク結果がノートに貼れる形でここにまとまります。
材料の名前・版: ____ 作業前にあるメモ・本文: ____ いま選ぶ観点(段階の番号は任意): ____ 今いちばん迷っていること: ____ 次に使う記事・教材: ____ 試す作業と使える時間: ____ 教材を使って作ったメモ: ____ 試した本文(未執筆でも可): ____ 分かったこと・未定: ____ 今回止める目安: ____ 次に試すこと: ____

全部埋めなくて大丈夫。1行だけでも保存できます。

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一人で決めにくいときの扱い方

  • 何も書けていない:道具や身近な物を一つメモする、小説の練習方法を一つ試すなど、材料を作るところから選びます。
  • 書いた後、直す場所が分からない:物語の推敲の基本から、時間を置く、音読する、一つの観点で読み返す方法を選べます。
  • 教材ばかり増える:すでに読んだ箇所を一つ選び、原稿でどう試すかメモします。追加で読むかは、その作業の後で決めても構いません。
  • 別の読み方を知りたい:読んでもらう相手と範囲を決め、「この人物は何をしたいと読めたか」など、聞きたいことを一つ伝える方法があります。
  • 投稿や応募の準備をしたい:作品作りの一般的な順番とは別に、自分が使う投稿先・応募先の現行の案内を確認します。

他者の感想やAIの指摘を受けた後も、どの意見を取り入れるかは選べます。公開しながら学ぶことや、有料の支援を受けることを、必須の次段階にはしません。

この例で残したもの

始める前
夜の修理屋という設定と、来店する人の用件を決めたいという問い
教材を使って試したこと
理乃の目的メモ一行と、修理を依頼する三文
次の作業
店主の返事を考える。修理の成否と夜だけ開く理由は未定

ソウマ

次は店主の返事を試す。先に店のルールが必要だと思ったら、舞台の記事へ戻ってもいいんだね。

コトハ

はい。読む順番を守るためではなく、いま書きたいものに使うために選べます。

ミラ

まだ次の記事を選べないときも、迷っている点と、書けたところまでを残せます。

おつかれさまでした

今あるものと、次に試す作業を残そう

設定から人物の用件を考え、三文を試す例を確認しました。自分の原稿でも必要な教材を選び、書けた範囲と次に確かめることを残せます。

チェックすると、マイノートに読んだ記録が残ります。

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