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初心者が物語を読みやすく直す手順
物語の推敲のやり方
この記事の結論
推敲のやり方で大事なのは、直す量ではなく順番です。構造→段落→一文の『大→中→小』で一段ずつ見ると、直しすぎて迷子になりません。 読み終えると「推敲チェック」を自分で形にするための判断手順まで確認できます。
この記事でわかること
- 推敲を『大→中→小』の順番で進められる
- 構造・段落・一文で見る観点を分けられる
- 今日はどの段まで見るかを決められる
ソウマ
推敲を始めると、全部だめに見えてきて、どこから直せばいいか分からなくなる。
コトハ
全部を同時に見なくて大丈夫です。今日は大きいところから、小さいところへ一段ずつ進みましょう。
アキト
一文を磨く前に確認しろ。その段落、そもそも残すのか?
Revise
推敲は順番が9割——大きいところから直す
推敲は書き直しの作業ですが、思いついた場所から直すと迷子になります。順番を決めると、ぐっと楽になります。
進める向きは、大きいほうから小さいほうへ。
- 大(構造):話全体の流れ
- 中(段落):場面や段落のまとまり
- 小(一文):言葉づかいやリズム
目的は作品を別物にすることではありません。読者が最後まで迷わず読めるように、つまずく場所を一つずつ取り除くことです。
Steps
構造・段落・一文の三段で、一段ずつ見る
三段に分けて、それぞれの観点で見ます。
-
大(構造)
起承転結が機能しているか。中盤がだれていないか。結末で主人公が変化しているか。 -
中(段落)
1段落で1つのことだけ言えているか。同じ情報を別の場所で繰り返していないか。場面転換が分かるか。 -
小(一文)
冗長な言い回しを削る。同じ語の連続を避ける。声に出して読めるリズムにする。
完成例:三段で直すとこうなる
- 大:結末で主人公が何も選んでいない → 最後に「自分から礼を言う」一行を足す
- 中:傘の説明が2か所にある → 後半の説明を削り、前半に寄せる
- 小:「〜という気持ちになったのだった」 → 「〜と思った」に縮める
この順番なら、せっかく磨いた一文を、あとで段落ごと削る無駄が減ります。
ソウマ
先に構造を見れば、消す段落の中の一文を磨かずに済むのか。順番、大事だな。
アキト
そうだ。今日は構造段だけ、と決めていい。明日、段落段に進め。
Assist
AIには修正案ではなく、チェック観点をもらう
書きながら直すと、構造の判断が鈍ります。できれば一稿目を書き終えてから推敲に入りましょう。
AIを使うなら、原稿を直させるのではなく、各段で見るべき観点を出してもらいます。チェックは自分の目で行います。
もったいない相談例
この原稿を全部よくなるように直してください。
よい相談例
私の物語のあらすじ(短く):__________
これから推敲します。
構造段・段落段・一文段それぞれで、私がチェックすべき観点を5つずつ出してください。
※具体的な修正案は不要です。観点のリストだけお願いします。
NG例から改善する
-
弱い状態:気になった一文から直し始める
改善すると:先に構造を見て、残す段落を決めてから一文を磨く -
弱い状態:読み返しながら全部直す
改善すると:今日は構造段だけ、と一段に絞る -
弱い状態:AIに原稿を丸ごと直してもらう
改善すると:チェック観点だけもらい、直すのは自分
Practice
推敲チェックを使って、推敲の一点を決める
ここで作る推敲チェックは、読み終えた記念ではなく、「推敲の一点を決める」ための作業メモです。推敲のやり方で迷いやすい点を広げすぎず、最後に長い文・伝わりにくい動機・場面のつなぎのどれか1つを直すところまで持っていきます。
実践ワーク
推敲チェックを1枚にまとめる
構造・段落・一文それぞれのチェック観点と、今日進めた段、次回進める段をまとめます。今日は一段だけでも大丈夫です。
チェックリスト
- 効いている場面に先に丸をつけた
- 大(構造)の観点を書き出した
- 中(段落)の観点を書き出した
- 小(一文)の観点を書き出した
- 今日は一段に絞って進めた
今日できたもの
- この記事で作ったもの
- 推敲チェック
- 次に育てる場所
- 推敲で最初に直す場所を、読みやすさから選ぶ欄
- 次の行動
- 長い文・伝わりにくい動機・場面のつなぎのどれか1つを直す
ソウマ
推敲の一点を決めるって、不安を抱えたままでも一つずつ進められるんだな。
コトハ
その手応えを残しましょう。推敲チェックは、「推敲の一点を決める」ための小さな栞になります。
アキト
推敲チェックには、まだ直せる余白と次へ動かす軸が残った。
おつかれさまでした
推敲チェックを残せた!
今日の推敲チェックは、推敲を全部直す作業ではなく、読者が追いやすくする手順にできる入口です。迷ったら、長い文・伝わりにくい動機・場面のつなぎのどれか1つを直すところだけ見直しましょう。
チェックすると、マイノートに読んだ記録が残ります。
小さな物語
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物語の種を捨てずに残すことを、コトハたちの短い場面として読めます。 記事の理解に必須ではありません。少し余韻を見たいときだけ開いてください。

赤い線を否定ではなく、次に選べる問いとして扱う推敲例です。
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