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出来事を意味ある順番にする
因果関係でプロットをつなぐ方法
この記事の結論
プロットの因果関係は、出来事を『だから/しかし』でつなぐことで見えてきます。『そして』が続く場所を見つけると、出来事の意味が薄い箇所を直せます。 読み終えると「因果チェーン」を自分で形にするための判断手順まで確認できます。
この記事でわかること
- 出来事を意味ある順番に並べる考え方がわかる
- 弱い出来事列と直すならを比べられる
- だから/しかしで因果チェーンを作れる
ソウマ
出来事カードは並んでるのに、読んでみると『それで?』って感じになるんだ。
アキト
『そして』で並べただけだからだ。今日は、カードの間を『だから/しかし』でつなげ。
コトハ
出来事を責めるのではなく、前の出来事が次を押しているか見てみましょう。
Structure
プロットの因果関係は、出来事の間の接続詞で見る
出来事を時系列で並べただけのプロットは、設計図ではなく時刻表です。物語の構造は、出来事と出来事を『だから/しかし』のどちらかで繋ぐことで初めて立ち上がります。
ここでは、自分のプロットを因果でつなぐための具体的な手順を見ます。難しい論理学ではなく、接続詞を意識的に選ぶだけです。
小さな例:「そして」を減らした因果チェーン
弱い列:
A. 主人公が古い手紙を見つける
そして B. 叔母と口論する
そして C. 駅で父の友人に会う
そして D. 父の秘密を知る
直すなら:
A. 主人公が古い手紙を見つける
だから B. 叔母が手紙を隠そうとして口論になる
しかし C. 主人公は家を飛び出し、駅で父の友人に会う
だから D. 手紙が父ではなく叔母宛だったと知る
同じ出来事でも、接続詞が変わると「次に起きる理由」が見えるようになります。
Causality
出来事列から『そして』を見つけ、だから/しかしへ直す
次の手順で因果を整えます。
- 出来事を箇条書きにする:5〜10個程度。
- 間に『だから/しかし/そして』のうちどれが入るかを書く:第三選択も一旦許す。
- 『そして』が入った場所を見直す:因果が薄い証拠。出来事を削るか、『だから/しかし』で繋ぎ直す。
- 最終的に『だから/しかし』だけで全部繋がる状態にする:これがプロットの完成形。
例:出来事A『母が倒れる』だからB『実家に戻る』しかしC『父が家にいない』だからD『一人で泊まる夜になる』しかしE『朝、父が手紙を残して出ていた』。『そして』が一回もない状態。
もったいない例を短く直す
- 接続:AそしてB。弱い理由:時系列だけで、Bが起きる理由が薄い。直すなら:AだからB
- 接続:AそしてB。弱い理由:AとBがぶつかっていない。直すなら:AしかしB
- 接続:AだからBだからCだからD。弱い理由:流れが一直線で、揺れがない。直すなら:途中に「しかし」を入れて障害を作る
全部を「だから」にすればよいわけではありません。「しかし」が入ると、主人公の選択や障害が見えます。
ソウマ
『そして』を見つけると、出来事がただ並んでる場所がわかるんだな。
アキト
そうだ。そこを直せば、プロットは前へ押し出す力を持つ。
AI Partner
AIには、出来事の間の接続詞を診断してもらう
『そして』は時系列の連結であって、因果ではありません。物語の中で『そして』が必要な場面は、ほぼ場面転換のときだけです。本文ではなく、設計図の段階では一切使わないと決めてみてください。
AIには出来事の列を渡して、『間に入る接続詞を、だから/しかし/そしてのどれかで埋めて』と頼みます。『そして』が多い場所が、自分の設計の弱い場所です。
もったいない相談例
このメモを、私の判断なしで完成形にしてください。
よい相談例
私の出来事列:
A. __________
B. __________
C. __________
D. __________
E. __________
AとBの間、BとCの間、…の接続詞を『だから/しかし/そして』のどれかで埋めてください。
『そして』になった箇所は、なぜ因果が弱いかを1行で指摘してください。
Practice
因果チェーンに、次の一手を書き込む
因果チェーンでは、「因果でつなぐ」ために必要な材料を一箇所に集めます。因果関係でプロットをつなぐ方法を調べている読者が知りたいのは手順だけではなく、次に自分のメモで何を確かめればよいかです。ここでは、隣り合う出来事を1組選び、因果の言葉でつなぎ直すところまでに範囲を絞ります。
実践ワーク
因果チェーンを1枚にまとめる
出来事を「だから」でつなぎ、主人公の選択が次の結果を生んでいるかを一段ずつ確認します。
チェックリスト
- 出来事をA〜Dで並べた
- 間に「だから/しかし/そして」を入れた
- 「そして」になった箇所を見つけた
- 「そして」を消すための直し方を書いた
- すべて「だから/しかし」でつながる形を目指した
今日できたもの
- この記事で作ったもの
- 因果チェーン
- 次に育てる場所
- 出来事を、だから/しかしで意味ある順番につなぐ欄
- 次の行動
- 隣り合う出来事を1組選び、因果の言葉でつなぎ直す
ソウマ
因果でつなぐところまで見えると、次に直す場面を選びやすいな。
アキト
いい。因果チェーンで見るべき場所が決まったら、次は隣り合う出来事を1組選び、因果の言葉でつなぎ直すだけでいい。
コトハ
未完成のままでも、プロットを出来事の列ではなく、読み進められる流れにできるところまで届いています。
おつかれさまでした
因果チェーンを残せた!
因果チェーンを残したことで、「因果でつなぐ」ための準備ができました。次は、隣り合う出来事を1組選び、因果の言葉でつなぎ直すところへ進めます。
チェックすると、マイノートに読んだ記録が残ります。
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