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詰まりをほどく質問リスト
プロットが作れないときの対処法
この記事の結論
プロットが作れないときは、書き直す前に『望み・障害・弱点・選択』のどこで止まっているかを一行で診断します。問題の言語化が解決の半分です。 読み終えると「詰まり診断」を自分で形にするための判断手順まで確認できます。
この記事でわかること
- プロットが詰まる原因を分けられる
- 弱い診断と直すならを比べられる
- 次に直す一箇所を詰まり診断にできる
ソウマ
プロットを作ろうとすると、途中で全部だめに見えてくる。どこを直せばいいのかもわからないんだ。
アキト
全部を直そうとするな。まず、望み・障害・弱点・選択のどこが弱いかを切り分けろ。
ミラ
AIに相談するときも、丸ごと直してではなく、一番弱い答えを指摘してもらう形が向いています。
Structure
プロットが作れないときは、詰まりを一箇所に絞る
プロットが詰まると、書き直しや設定追加に手を出したくなります。けれど、まず最初にやるべきは『どこで詰まっているのか』を一行で書くことです。問題が言語化された瞬間に、半分は解けています。
ここでは、プロットの詰まりをほどく問いのリストを紹介します。質問に答えていくうちに、自分が見落としていた角度が見えてきます。
小さな例:詰まり診断はこう書く
主人公の望み:消えた父の手紙を見つけたい
望みを阻むもの:手紙を隠している叔母が、理由を話さない
主人公の弱点:怒る前に質問できない
選びうる選択:問い詰める/黙って探す/叔母の過去を聞く
今日選ぶ次の一歩:叔母の過去を聞く場面を1つ作る
この診断なら、次に書く場面が「叔母と話す場面」だと決まります。
Causality
望み・障害・弱点・選択を順番に確認する
次の問いに、順に答えてみてください。
- 主人公はいま、何を望んでいますか:直前の場面での望み。
- 何が、その望みを阻んでいますか:障害の正体。
- 主人公自身の弱点が、いま障害として働いていますか:外と内、両方の障害を見る。
- 主人公がいま選びうる選択は何ですか:3つ書く。
- 選ばれないほうの選択を一度書いてみる:捨てるからわかることがある。
もったいない例を短く直す
- 診断:なんとなく中盤が弱い。弱い理由:直す場所が広すぎる。直すなら:主人公がこの場面で何を望むかが弱い
- 診断:敵が強すぎる。弱い理由:障害の種類が曖昧。直すなら:外の敵より、主人公の弱点が障害になっていない
- 診断:次の事件を増やす。弱い理由:原因を直さず、出来事だけ増える。直すなら:選びうる選択を3つ出して、1つ選ぶ
詰まりは、物語全体の失敗ではありません。問いのどれかが、まだ空欄なだけです。
ソウマ
『中盤が弱い』じゃなくて、『主人公の選択が見えない』まで言えれば直せそう。
アキト
そうだ。曖昧な不安を、直せる問いに変えろ。
AI Partner
AIには、いちばん弱い問いを1つだけ指摘してもらう
詰まりは、書き手のミスではなく、設計の弱点を教えてくれるサインです。むしろチャンスとして扱ってください。詰まりがない物語は、たいてい主人公が選択をしていない物語です。
AIには『詰まりを直して』ではなく、上の5つの問いの自分の答えを渡して『どの問いの答えがいちばん弱いですか』と尋ねます。弱点先行で直すのが効きます。
もったいない相談例
このメモを、私の判断なしで完成形にしてください。
よい相談例
プロットの詰まりについての私の答え:
- 主人公の望み:__________
- 望みを阻むもの:__________
- 主人公の弱点が障害になっているか:__________
- 選びうる選択(3つ):__________
- 選ばれないほうの選択:__________
このうち、いちばん弱い答えはどれですか。1つだけ指摘してください。
※新しい展開案はまだ出さず、弱い問いの特定だけをしてください。
Practice
詰まり診断に、次へ戻る印を残す
詰まり診断では、「詰まりを診断する」ために必要な材料を一箇所に集めます。プロットが作れないときの対処法を調べている読者が知りたいのは手順だけではなく、次に自分のメモで何を確かめればよいかです。ここでは、止まっている場面を1つ選び、足りない要素をチェックするところまでに範囲を絞ります。
実践ワーク
詰まり診断を1枚にまとめる
主人公の望み、望みを阻むもの、弱点の働き、選びうる選択3つ、今日選ぶ次の一歩をまとめます。全部直そうとせず、一箇所に絞りましょう。
チェックリスト
- 直前の場面での主人公の望みを書いた
- 望みを阻むものを書いた
- 弱点が障害になっているか確認した
- 選びうる選択を3つ書いた
- 今日選ぶ次の一歩を1つ決めた
今日できたもの
- この記事で作ったもの
- 詰まり診断
- 次に育てる場所
- プロットが止まった理由を、目的・壁・変化から診断する欄
- 次の行動
- 止まっている場面を1つ選び、足りない要素をチェックする
ソウマ
詰まりを診断するところまで見えると、次に直す場面を選びやすいな。
アキト
いい。詰まり診断で見るべき場所が決まったら、次は止まっている場面を1つ選び、足りない要素をチェックするだけでいい。
コトハ
未完成のままでも、作れない原因をぼんやり抱えず、直す場所へ分解できるところまで届いています。
おつかれさまでした
詰まり診断を残せた!
今日の詰まり診断は、作れない原因をぼんやり抱えず、直す場所へ分解できる入口です。迷ったら、止まっている場面を1つ選び、足りない要素をチェックするところだけ見直しましょう。
チェックすると、マイノートに読んだ記録が残ります。
小さな物語
この記事とつながる小さな物語
物語の種を捨てずに残すことを、コトハたちの短い場面として読めます。 記事の理解に必須ではありません。少し余韻を見たいときだけ開いてください。

書けない原因を責めず、今日できる小さな行動に変えています。
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