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コンテストに出そうとすると、落ちたらどうしようって考えて、要項が全然頭に入らない。
コトハ
結果の不安は、あとで扱えます。今日はまず『応募できる状態か』を一つずつ確認します。
アキト
要項のURL、更新日、締切の時刻と基準時間を記録しろ。送る版も先に保存する。
Contest
今回の応募要項・更新情報・FAQ・提出方法を確認する
コンテストの条件は、同じ主催者でも回ごとに変わる場合があります。公式要項と訂正・更新情報、FAQを読み、Webの提出画面や郵送の指定も確認します。URL、確認日、該当見出しを残してください。
自作の公開歴、文字数、ファイル形式、応募者情報が今回の条件に合っているかを、一項目ずつ照合します。説明が曖昧な場合はFAQと問い合わせの案内を読み、受け付けている内容なら主催者に確認します。問い合わせに応じない公募や、個別回答をしない項目もあります(KADOKAWAの案内/新潮新人賞の応募規定)。答えが得られない条件は未確認のまま残します。
Steps
要項の条件と、自作・提出物を一行ずつ照合する
自作に関係する項目を、要項の表現を変えずに抜き出します。すべての公募に同じ欄があるとは限りません。
- 締切と提出経路:日付、時刻、基準となる時間帯、フォーム・メール・郵送など指定の方法。郵送では必着か消印有効か、オンラインでは障害時の案内も確認する。
- 応募資格と作品条件:年齢・居住地等の資格、ジャンル、文字数の数え方、公開歴、二重応募・共同制作・AI利用など該当する条件。
- 提出物と形式:本文、タイトル、あらすじ、作者情報、ファイル形式、ファイル名、匿名化、必須欄。
- 権利・利用・個人情報:受賞・応募作品の利用、権利、公開、個人情報の扱いなど、自分の判断に関わる原文。
- 応募後の扱い:修正、取り下げ、結果連絡、受付確認、問い合わせの方法。
完成例:応募準備表に書くとこうなる
以下は、架空のWeb公募を使った記入例です。字数や提出物は実在の応募条件ではありません。
- 確認元:公式要項URL・更新情報URL・FAQ URL/自分が確認した日付
- 締切:要項記載の日時と時間帯を転記/自分の予定は前日まで
- 公開歴:要項の該当見出しを転記/自作の公開先・公開日と照合
- 提出物:本文ファイル・300字以内の紹介文・応募者情報/本文9800字・紹介文280字
- 権利条項:原文とリンクを保存/意味が不明なため主催者に問い合わせ中
- 提出予定版:
contest-A-readyとして編集用原稿と指定形式を保存。提出後は実際に送った版の控えとして別に残す
権利や公開歴など判断に重要な項目が未確認なら、締切前でも提出を保留します。意味が分からない条項は、主催者の回答対象かを確かめ、必要に応じて専門家に確認します。解消できないままなら、今回の応募を見送る判断も残せます。
コトハ
頭の中で整えるより、まず紙の上で1項目ずつ動かすと、抜けが見えますね。
アキト
次は、未確認の一項目だ。どの見出しを読み直すか、表に書いておこう。
Check
提出版を保存し、送った後に受付記録を確かめる
提出前に、実際に送る原稿を別名で保存します。指定形式に変換した場合は、そのファイルを開き直して本文・梗概・ページ順を確認し、編集用の原稿と一緒に残してください。フォームへ直接入力する文章も控えを取ります。
提出後は、完了画面、受付メール、受付番号など、主催者が案内する方法で確かめます。すべての公募が番号やメールを発行するとは限りません。Web応募なら送信時刻、提出ファイル名、入力内容と、得られた受付記録を照合表へ追記します。郵送なら送付物の控えと発送の記録を残し、到着の確認と応募の受理は分けて扱います。
受付メールが来ない、完了画面を閉じた、ファイルを間違えた場合は、同じ応募を重ねて送る前に、要項の問い合わせ・修正手順を確認します。
もったいない相談例
このコンテストに受かるように、作品を全部直してください。
よい相談例
公式要項から自分で転記した条件:__________
確認元URL・該当見出し・確認日:__________
更新・FAQで確認した補足:__________
自作・提出物の値:__________
受付確認の方法:__________
自分で照合できた項目と根拠:__________
未確認・意味が曖昧な項目:__________
条件と自作の値を一行ずつ対応させてください。私が照合した根拠を記した項目だけを「確認済み」にし、根拠がない項目や記録同士が矛盾する項目は「未確認」に残してください。
意味を確かめたい条項は、原文を添えて「意味を要確認」に分けてください。例外や応募可否を推測で決めず、次に確認する点を質問の形で示してください。元の見出しが不明なら、作らずに「不明」と記してください。
要点表が埋まっても、応募完了とは限らない
応募要項照合表には、提出前の照合と提出後の記録を分けて残します。条件欄が埋まっただけでは、提出先に届いたかは分かりません。主催者が受付番号や確認メールを案内している場合は、その方法で確かめ、記録から分からない点を「受付済み」と決めつけないようにします。
提出前に原稿を修正したら、新しい提出予定版を保存して再照合します。時間が足りなければ、今回の応募を見送る選択も含めます。すでに提出した後は、修正版を重ねて送る前に、今回の要項で差し替えや再応募が認められているか確認してください。たとえばMF文庫JのFAQでは、同じ回への再応募を認めていません。
Practice
応募要項照合表に、確認元・提出版・受付記録を残す
応募要項照合表には、公式の確認元、確認日、要項の原文、自作の値、確認状態、問い合わせ結果を残します。提出版と送信・発送の記録、取得できた受付番号やメールは、提出後の欄に追記します。応募先が変わったら表を複製し、条件を混ぜません。
実践ワーク
応募要項照合表を1枚にまとめる
公式要項・更新・FAQのURLと確認日、締切、資格、作品条件、提出物、権利条項、自作の値をまとめ、提出版と提出日時、取得できた受付記録を追記します。
条件が合わない公募に、作品を無理に合わせない
公開歴、文字数、権利条件、提出形式が作品の目的と合わない場合は、別の公募、一般公開、次回募集、非公開保管を比較します。条件に合わせると描きたいことや権利上の希望を保てないなら、今回は見送り、合う公募を探せます。
一般の投稿サイトで公開する準備と、公募固有の条件は別です。投稿サイトに出す前に確認することの照合表を流用せず、応募先ごとに新しい表を作ります。
今日できたもの
- この記事で作ったもの
- 応募要項照合表
- 次に育てる場所
- 公式要項と自作・提出物・受付記録を対応させる欄
- 次の行動
- 公式要項のURLと確認日を残し、未確認条件を1つ解消する
ソウマ
要項と提出物は照合できた。権利条項だけは問い合わせの返事を待つ。
コトハ
未確認のまま送らない判断も表に残せました。返事が来たら原文と一緒に記録します。
アキト
提出版は送る前に保存しろ。送った後は、主催者の案内に沿って受付を確かめよう。
おつかれさまでした
応募要項照合表を残せた!
公式要項・更新・FAQと自作の条件、提出予定版、未確認項目を対応させました。提出したら同じ表に日時・送った原稿・取得できた受付記録を追記し、主催者の案内する方法で完了を確かめます。
チェックすると、マイノートに読んだ記録が残ります。
小さな物語
この記事とつながる小さな物語
物語の種を捨てずに残すことを、コトハたちの短い場面として読めます。 記事の理解に必須ではありません。少し余韻を見たいときだけ開いてください。

締切、字数、形式、未発表条件など、確認できる実務を不安から分けます。
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