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初心者が上達する10分の書くワーク
小説の練習方法|初心者が上達する10分の書くワーク
この記事の結論
小説がうまくなりたいけれど何を練習すればいいか分からない——そんな初心者の最初の練習は、一作を完成させることではありません。10分で主人公・場所・望み・壁・最後の行動を書き、あとで育てられる物語の種を1枚残すワークから始めます。
この記事でわかること
- はじめての創作で、最初に決める範囲がわかる
- 物語の種カードに入れる5つの要素を決められる
- 書きかけを保存して、あとで育てる入口を残せる
ソウマ
創作を始めたい気持ちはあるんだけど、机に向かうと『ちゃんとした作品にしなきゃ』って思って止まるんだよな。
コトハ
ちゃんとした作品にしようとすると、最初の一行が重くなりますよね。今日は、完成ではなく種を残しましょう。
ミラ
必要なのは、主人公・場所・望み・壁・最後の行動の5つです。この5つなら、あとで広げやすいです。
First Seed
小説の練習は、いきなり一作を完成させなくていい
小説の練習を始めようとするとき、いきなり一作を完成させようとすると、白紙がとても大きく見えます。上達のための最初の一歩は、完成ではなく「10分で書ける小さな種」を残すことです。
主人公の過去、世界観のルール、事件の流れ、テーマ、ラスト、タイトル。どれも大事ですが、最初の日に全部決めなくても大丈夫です。
このページで作るのは、完成した短編ではありません。あとで育てられる「物語の種カード」です。
種カードに入れるのは、まずこの5つだけです。
- 誰の話か
- どこで始まるか
- 何を望んでいるか
- 何にぶつかっているか
- 最後にどんな小さな行動を選ぶか
たとえば、こんな小ささで十分です。
雨の日のバス停で、忘れ物の傘を持った高校生が、持ち主に返したいと思っている。でも、人に話しかけるのが苦手で、次のバスが来るまで三分しかない。最後に、その人らしい誰かへ「これ、あなたのですか」と声をかける。
まだ粗いです。でも、主人公、場所、望み、壁、最後の行動が見えています。
Five Elements
物語の種カードに入れる5つのこと
物語の種カードは、次の順番で作ります。
-
素材をひとつ置く
雨の日のバス停、閉店した花屋、駅の忘れ物棚、返せなかった手紙など。 -
そこにいる人を決める
その素材の中で一番困りそうな人を主人公にします。 -
小さな望みを書く
返したい、謝りたい、見つけたい、話しかけたい。大きな夢でなくて構いません。 -
壁を書く
恥ずかしい、時間がない、相手の名前がわからない。小さな壁で十分です。 -
最後の小さな行動を書く
最初の主人公なら選びにくい、小さな一歩を決めます。
完成例:物語の種カード
- 素材:雨の日のバス停
- 主人公:忘れ物の傘を持った高校生
- 望み:持ち主に返したい
- 壁:人に話しかけるのが苦手で、次のバスまで3分しかない
- 最後の小さな行動:「これ、あなたのですか」と声をかける
ソウマ
短いけど、これなら見返しても逃げなくて済みそう。
コトハ
はい。短いから、また開けることもあります。今日の種は、今日のまま残してあげてください。
AI Partner
迷ったら、完成品ではなく候補を聞く
AIに相談するなら、「この設定で物語を書いて」ではなく、空いている欄の候補を出してもらいましょう。作者が選ぶ部分を残すと、自分の物語として育てやすくなります。
もったいない相談例
雨の日のバス停の話を、感動的な短編として完成させてください。
よい相談例
私は創作初心者で、物語の種カードを作っています。
素材:雨の日のバス停
主人公:忘れ物の傘を持った高校生
望み:持ち主に返したい
この主人公に合う「壁」の候補を3つ出してください。
※本文は書かず、最後の小さな行動につながりそうな候補だけお願いします。
Practice
物語の種カードに、次へ戻る印を残す
ワークでは、種をひとつ残すことを目標にします。物語の種カードに残すのは完成形ではなく、あとで本文やノートへ戻るための印です。空欄があっても、気になる言葉を1つ選び、人物・場所・気持ちのどれかを足すところまで進めば十分です。
実践ワーク
物語の種カードを作る
まだ粗くて大丈夫です。人物・場所・望み・壁・最後の小さな行動が入ると、物語はあとで育てられる形になります。
チェックリスト
- 今日扱う素材を1つ選んだ
- そこにいる主人公を書いた
- 主人公の小さな望みを書いた
- 望みを邪魔する壁を書いた
- 最後の小さな行動を書いた
今日できたもの
- この記事で作ったもの
- 物語の種カード
- 次に育てる場所
- 物語になる前の小さな種を、捨てずに残す欄
- 次の行動
- 気になる言葉を1つ選び、人物・場所・気持ちのどれかを足す
ソウマ
種をひとつ残すところまでなら、今日のメモからでも始められそう。
コトハ
ここまでで十分です。物語の種カードには、あとから「種をひとつ残す」場所がちゃんと残っています。
アキト
ここで止めていい。はじめての創作を、完成品ではなく戻れる種として保存できるだけの材料は揃った。
おつかれさまでした
物語の種カードを残せた!
物語の種カードには、「種をひとつ残す」ための判断が残っています。次に開くときは、気になる言葉を1つ選び、人物・場所・気持ちのどれかを足すところから続けてください。
チェックすると、マイノートに読んだ記録が残ります。
小さな物語
この記事とつながる小さな物語
物語の種を捨てずに残すことを、コトハたちの短い場面として読めます。 記事の理解に必須ではありません。少し余韻を見たいときだけ開いてください。

物語になる前の種を、否定せずに残す姿勢を扱っています。
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