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創作を始めたい気持ちはあるんだけど、机に向かうと『ちゃんとした作品にしなきゃ』って思って止まるんだよな。
コトハ
今日は、声をかける直前だけを試してみませんか。材料をメモしてから、短い文にできます。
ミラ
主人公・場所・望み・壁・次の行動を、書けるところまで残しましょう。空欄は次に考える場所にできます。
First Seed
小説の練習は、10分を目安に短い場面から始める
小説を書く練習は、短い場面の材料をメモし、数文で書き、次に比べる箇所を残す単位で試せます。このページでは、10分を目安に物語の種カードから本文へ進む練習を紹介します。
10分は、いったん保存して見直すための目安です。一欄だけで区切っても、時間を延ばして本文を続けても構いません。練習の成果は、書いた材料や文、次に考えることとして残します。
10分の使い方の例
| 時間の目安 | すること | 残すもの |
|---|---|---|
| 最初の2分 | 気になる素材と、反応を追いたい人を選ぶ | 素材のメモ |
| 次の4分 | 主人公・場所・望み・壁・次の行動を考える | 書けるところまでの種カード |
| 次の3分 | 一場面を数文で試し、読み返す | 短い本文か、まだ書けない箇所 |
| 最後の1分 | 保存して、次に試すことを残す | 再開する欄や文のメモ |
この時間配分は一つの案です。素材選びに時間がかかった日は、そのメモを保存して終われます。最初から過去・世界観・事件全体・結末をそろえる必要はありません。
練習する範囲をもう少し広く考えたいときは、ストーリーの作り方から、物語を組み立てる問いを選べます。
Five Elements
5項目の種カードを作り、数文の本文で試す
素材は、雨の日のバス停、閉店した花屋、返せなかった手紙など、気になるものから選べます。その後で、次の5項目をメモします。
- 主人公:誰の反応を追うか。
- 場所:今の場面がどこで始まるか。
- 望み:その人が何をしたいか。
- 壁・未定のこと:望みを妨げることや、まだ決められないこと。
- 次の小さな行動:次に何をするか。待つ、いったんやめるという行動も選べます。
作例:傘の持ち主か、確かめるところまで
以下は練習用の架空の場面です。高校生がいるバス停で、コートの人がベンチから乗車の列へ移り、青い傘が残りました。その人の傘らしいと思っていますが、まだ確かめていません。案内表示は次のバスまで3分です。
| 項目 | 今回置く内容 |
|---|---|
| 主人公 | ベンチに残った青い傘を持った高校生 |
| 場所 | 雨の日のバス停。ベンチと乗車の列がある |
| 望み | 持ち主を確かめ、傘を返したい |
| 壁・未定のこと | 知らない人への声かけをためらう。バスまで3分で、その人は列にいる |
| 次の小さな行動 | 列の横へ行き、「これ、あなたのですか」と聞く |
バスが来ることは、その人が乗ってしまうかもしれない時間の区切りになります。ただし、傘の持ち主だとは、まだ決まっていません。
カードを、短い本文で試す
コートの人が列へ移ると、ベンチに青い傘が残った。高校生は傘を持ち上げ、並んだ人の背中を見た。「違ったらどうしよう」と口の中で言い、あと三分という案内表示を見上げた。列の横まで歩き、「これ、あなたのですか」と声をかけた。
カードには「ためらう」と置きました。本文では、背中を見る、案内表示を見上げる、列へ歩くという順で、声をかけるまでを書いています。相手の返事や、傘を返せた結果はこの先です。
読み返したら、たとえば「案内表示を見る文を残すか外すか」を一つ比べられます。削って声かけまでの流れが変わるか、時間の区切りが伝わるかを、自分の文で試してみましょう。必ず短くする練習ではありません。
ソウマ
カードの『ためらう』を、背中を見たり、列へ歩いたりする文にできた。返事までは今書かなくてもいいんだな。
コトハ
はい。今回は声をかけるところまでを試しました。次に比べたい一文も選べますね。
AI Partner
AIには、空欄と残したい条件を渡して候補を聞く
空欄で止まったときは、その欄の候補をAIや仲間に相談する方法もあります。ここでは、自分で短い本文を書く練習につなげるため、決まっていることと、候補がほしい欄を分けて渡します。
もったいない相談例
雨の日のバス停の話を、感動的な短編として完成させてください。よい相談例
既に決めた素材・人物・場所・望みなど:__________
候補がほしい欄と、迷っていること:__________
残したい条件・今回は使いたくない要素:__________
物語の種カードに使える候補を、比べられる短さで示してください。
既に決めたことは変更せず、追加する設定は候補として分けてください。
本文はまだ書かず、その候補なら次にどんな行動を試せるかを添えてください。
候補の数をそろえるために、不要な障害や大きな事件を増やさないでください。
今の条件だけで試せる場合や、未定のまま残せる点も示してください。作例では、声かけをためらうことと、相手がバスへ乗るかもしれないことが既にあります。さらに大きな事件を足すより、今の条件でどんな文を書けるかを試す選択もできます。
出てきた候補は、採用・別案・保留に分けて残せます。一つに決められない日は、二案を短い本文にして比べるか、どの条件を確かめたいかを書いて終えても構いません。
Practice
物語の種カードに、書けた文と次の練習を残す
ワークには、5項目に加えて「素材」「気になった理由」「次に開く欄」「仮タイトル」のメモ欄があります。全部を一度に埋める必要はありません。気になった言葉だけでも、次に戻る手がかりとして保存できます。
実践ワーク
物語の種カードを作る
5項目と、素材・理由・次回の範囲・仮タイトルを記録します。空欄は未定のまま残し、書けた短い本文や次に比べる文もメモできます。
保存したら、次に試す文を残す
作例なら、「案内表示を見る文を残すか外すか比べる」「相手の返事は次に考える」と残せます。まだ本文を書いていなければ、「列へ歩き出すところを数文で試す」だけでも構いません。
種カードのプレビューは、主人公・場所・望み・壁・次の行動を整理して表示します。空欄には「未定」が入ります。コピーでは、素材や仮タイトルなどのメモも一緒に持ち出せます。保存後は、このブラウザのマイノートから見返せます。
- 素材を探したい:日常観察から物語の種を見つける方法で、今日見た物・音・会話から拾う
- 主人公の望みを考えたい:主人公の作り方で、その人が求めることを考える
- 設定から行動へ進めたい:アイデアと物語の違いで、誰のどの行動を追うかを見る
- 短い一作まで育てたい:短い物語の作り方で、始まりから終わりまでの範囲を考える
今日できたもの
- この記事で作ったもの
- 書けた項目と、本文や次の練習を残した種カード
- 次に育てる場所
- 傘の持ち主かを確かめる声かけや、その次の返事
- 次の行動
- 短い本文を試すか、既に書いた一文を比べる
ソウマ
声をかけるところまで書けたら、次は案内表示を見る一文を比べてみる。返事はまだ未定で残すよ。
コトハ
はい。全部の欄を埋めたかより、今回どこを試し、次に何を考えるかが分かると戻りやすいですね。
ミラ
カードだけの日も、本文まで進む日も、その日の状態を保存しておけます。
おつかれさまでした
物語の種カードを残せた!
書けた項目と、試した本文や次の練習を残しました。続けるときは、空いた欄を考えるか、既に書いた一文を読み比べられます。
チェックすると、マイノートに読んだ記録が残ります。
小さな物語
この記事とつながる小さな物語
物語の種を捨てずに残すことを、コトハたちの短い場面として読めます。 記事の理解に必須ではありません。少し余韻を見たいときだけ開いてください。

物語になる前の種を、否定せずに残す姿勢を扱っています。
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