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初心者が1本完成させる5ステップ
短い物語の作り方
この記事の結論
短い物語の作り方で大事なのは、広げることではなく小さく終わる形を決めることです。主人公・状況・選択・変化・余韻の5ステップで、400〜2000字の掌編や短編を1本にします。
この記事でわかること
- 短編・掌編を5ステップで小さく完成させられる
- 広げすぎず、どこで始めてどこで終えるかを決められる
- 弱いステップを1つだけ見つけて直せる
ソウマ
短い話なら書けそうって思ったのに、始めたら設定が広がって全然短くならない。
コトハ
今日は広げるより、小さく終わる形を先に決めましょう。時計が30分を指す間に、5枠だけ埋めます。
アキト
短編は削る力だ。主人公が選ぶ一点まで絞れ。
Short Story
短編は、始まりと終わりを小さく決める
短い物語を一本完成させるのに必要なのは、設定の作り込みでも壮大な構想でもありません。どの場面で始めて、どこで終わるかを先に決め、その間を最短で結べば形になります。
ここでは、400〜2000字くらいの掌編〜短編を想定します。登場人物は1〜2人、場所は1〜2か所、時間は1日以内に絞ると完成しやすくなります。
Steps
主人公・状況・選択・変化・余韻の5ステップで作る
短編は次の5ステップで設計します。
- 主人公:誰が、どんな状態にいるか。
- 状況:冒頭で何が起きているか。
- 選択:真ん中で主人公がやらざるを得ない決断。
- 変化:選択の結果、気持ちや関係がどう変わるか。
- 余韻:最後の1〜2文。読後に残したい色や匂い。
完成例:短編5ステップ表
- 主人公:誰にも頼りたくない中学生
- 状況:雨が強くなり、傘がないまま駅で立ち往生する
- 選択:同級生の傘に入れてもらうか、自分で濡れて帰るか
- 変化:一度だけ「ありがとう」と言える
- 余韻:翌朝、同じ傘がロッカーに返してあった
これだけで、「雨の日の帰り道」という掌編が立ち上がります。大事件でなくても、選択と変化があれば短い物語になります。
ソウマ
余韻まで先に決めると、最後で迷わずに済みそう。
アキト
最後の色を決めろ。そこへ向かって余計な場面を削れる。
Check
空欄になった1ステップだけ直す
5枠のうち1つでも空白だと、書いている途中で迷子になります。詰まったら本文ではなく、空欄の枠に戻って言葉を足してください。
AIを使うなら、短編の完成形を任せるのではなく、弱いステップを1つだけ指摘してもらいましょう。
もったいない相談例
この設定で感動する短編を書いてください。
よい相談例
私は400〜2000字の短編を一本書こうとしている創作初心者です。
- 主人公:__________
- 状況:__________
- 選択:__________
- 変化:__________
- 余韻:__________
このうち最も弱い1ステップを指摘し、なぜ弱いのかを一言だけ添えてください。
※本文の代筆はしないでください。
NG例から改善する
-
弱い状態:登場人物と場所が増えすぎる
改善すると:人物は1〜2人、場所は1〜2か所に絞る -
弱い状態:出来事はあるが主人公が選ばない
改善すると:真ん中に、選ぶしかない瞬間を置く -
弱い状態:終わりが説明で閉じる
改善すると:最後に読後の色や匂いを残す1文を置く
Practice
短編5ステップ表に、次へ戻る印を残す
ワークでは、短編の終点を置くことを目標にします。短編5ステップ表に残すのは完成形ではなく、あとで本文やノートへ戻るための印です。空欄があっても、今のアイデアを、始まり・転機・終わりの最低3点に置くところまで進めば十分です。
実践ワーク
短編5ステップ表を1枚にまとめる
主人公・状況・選択・変化・余韻をまとめます。まず400字で書くつもりで、人物・場所・時間を小さく絞りましょう。
チェックリスト
- 登場人物を1〜2人に絞った
- 場所を1〜2か所に絞った
- 主人公が選ぶ瞬間を決めた
- 変化が行動やセリフで見える
- 最後の余韻を1〜2文で決めた
今日できたもの
- この記事で作ったもの
- 短編5ステップ表
- 次に育てる場所
- 短い物語を、完成までの5つの手順へ分ける欄
- 次の行動
- 今のアイデアを、始まり・転機・終わりの最低3点に置く
ソウマ
短編の終点を置くところまでなら、今日のメモからでも始められそう。
コトハ
はい。短編5ステップ表に「短編の終点を置く」ための印を残しておけば、次に開いたときも続きから始められます。
アキト
広げる前に軸が残った。これで短編を広げすぎず、1本として終える道筋を作れる。
おつかれさまでした
短編5ステップ表を残せた!
短編5ステップ表を残したことで、「短編の終点を置く」ための準備ができました。次は、今のアイデアを、始まり・転機・終わりの最低3点に置くところへ進めます。
チェックすると、マイノートに読んだ記録が残ります。
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