AIと物語を作る

質問でキャラの内面を見つける

AIで主人公を深掘りする方法

この記事の結論

AIで主人公を深掘りするとき、AIの担当は検査と質問作成です。設定を足させるのではなく、作者が答えるための問いを出してもらいます。 読み終えると「主人公深掘り質問」を自分で形にするための判断手順まで確認できます。

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この記事でわかること

  • AIの担当を検査と質問作成に限定できる
  • 主人公の望みと弱点の矛盾を見つけられる
  • 主人公深掘り質問に、次に試す一手を残せる
#AI#主人公#深掘り
AIで主人公を深掘りする方法の内容をイメージした創作アトリエの挿絵
ミラ ソウマ アキト コトハ

主人公設計との違い: このページでは、作者が決めた欲望と弱さをAIの質問で掘り、次の行動を見つけます。主人公の核がまだ決まっていない場合は、先に主人公の作り方で欲望・欠落・衝突を設計してください。

ソウマ

主人公を深くしたいのに、AIに聞くと設定がどんどん増えるんだ。

ミラ

この記事でAIに任せるのは、設定追加ではなく検査と質問作成です。答えるのはソウマさん自身です。

アキト

AIに内面を決めさせるな。矛盾を見つける道具として使う。

01

AI Basics

AIで主人公を深掘りするときの担当は、検査と質問作成

主人公の内面を示す同心円カードと三つの質問カードで、AIに検査と質問作成を任せる流れを示す創作アトリエの挿絵

主人公の内面を掘りたいとき、AIに『深掘りして』と頼むと設定の追加が返ってきます。それより、AIの担当を検査質問作成に限定し、『主人公への質問を3つ』と頼むほうが、自分の手で考える余地が残ります。

ここでは、AIを主人公への質問発生装置として使う手順を見ます。質問に答えるのは自分。AIは問いを生む。

この記事のゴールは、主人公の設定を増やすことではありません。すでにある望みと弱点の間に、まだ言葉になっていない矛盾を見つけることです。

02

Prompt Craft

AIの質問を使って、主人公の矛盾を検査する

主人公の望みと弱点のカードから三つの質問カードへ進み、一行を選ぶ流れを示す創作アトリエの挿絵

次の手順で深掘りします。

  1. 主人公の核(望みと弱点)をAIに渡す:1行ずつ。
  2. 『この主人公への質問を3つ生成して』と頼む:提案ではなく問い。
  3. 質問に自分で答える:頭の中ではなく、ノートに書く。
  4. 答えの中で気になる一行を、本文に置く:すべては入れない。

短い例:

  • 項目:望み → 内容:誰にも頼らず卒業式を終えたい
  • 項目:弱点 → 内容:助けを求めると負けた気がする
  • 項目:AIからの質問 → 内容:「誰にだけは、弱っているところを見られたくないですか」
  • 項目:自分の答え → 内容:小学校からの友人。昔、助けられたことをまだ悔しく思っている
  • 項目:本文に置く一行 → 内容:彼の前でだけ、ソウマは傘を借りたことがない

ソウマ

質問だけAIに作らせると、主人公深掘り質問の答えに自分の実感が残るんだな。

ミラ

はい。望みと弱点をセットで渡すと、矛盾を突く問いが返ってきます。

03

Quality Filter

答えではなく、具体的な問いを出してもらう

AIが答えを出してくれると、考える筋肉が衰えます。質問だけ生成してもらえば、思考は自分の中で起きます。深さは結局、自分の答えで決まります。

質問は『なぜ』ばかりだと尋問になります。『いつ最初に』『どんな時に唯一』『誰にだけは』など、具体性のある問いに変換してもらうと、深掘りが豊かになります。

もったいない相談例

この主人公の内面設定を全部考えて、魅力的にしてください。

よい相談例

主人公の核:

  • 望み:__________
  • 弱点:__________ この主人公への『質問』を3つ生成してください。 ※提案や設定の追加は不要です。問いの形だけで結構です。『いつ/どんな時/誰に』など、具体性のある問いを優先してください。

もったいない例と直し方:

  • 状態:丸投げ。例:内面設定を全部作って。問題:主人公の核がAI任せになる。直し方:質問だけ出してもらう
  • 状態:設定追加。例:トラウマを足してください。問題:便利な過去で説明しがち。直し方:望みと弱点の矛盾を聞く
  • 状態:答えもAI。例:質問への答えも作って。問題:作者の実感が残らない。直し方:答えは自分で書く
04

Practice

主人公深掘り質問で、主人公の内側を掘る

主人公の核カード、選んだ質問カード、行動へ戻すカードで深掘り質問を形にする創作アトリエの挿絵

主人公について作者がまだ答えられない問いを一つ選びます。AIに言い換えや追質問を頼んだ後、隠している望みと、それが表に出る行動を作者の言葉で書きましょう。

実践ワーク

主人公深掘り質問を1枚にまとめる

気になる質問を一つ選び、主人公の欲望・恐れ・次の選択がつながる答えとして書き込みます。

範囲

AIに全部作らせず、相談する空欄を小さく決める。

判断

採用条件と採用しない条件を先に置く。

戻す

最後は自分の主人公、自分の場面の言葉へ戻す。

生成される実践メモ

入力すると、この記事のワーク結果がノートに貼れる形でここにまとまります。
AIに頼む作業: ____ 渡す材料: ____ 採用する条件: ____ 採用しない条件: ____ 自分の言葉に戻す一文: ____

全部埋めなくて大丈夫。1行だけでも保存できます。

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チェックリスト

  • 主人公の望みと弱点を渡した
  • AIに質問を3つ作ってもらった
  • 質問に自分でノートで答えた
  • 望みと弱点の矛盾を見つけた
  • 本文に置く一行を決めた

今日できたもの

この記事で作ったもの
主人公深掘り質問
次に育てる場所
AIの問いから、主人公の欲望や弱さを掘る欄
次の行動
気になった問いを1つ選び、主人公が隠している望みへつなげる

ソウマ

趣味を十個足すより、『助けてと言えないのはなぜか』に答えたほうが、次の行動まで見えるんだな。

ミラ

AIが作ったのは問いです。答えと、その答えをどの場面で見せるかは作者が選びました。

アキト

内面を説明文にするな。助けを断る一場面へ変えれば、深掘りは本文になる。

おつかれさまでした

主人公深掘り質問を残せた!

主人公深掘り質問には、「主人公の内側を掘る」ための判断が残っています。次に開くときは、気になった問いを1つ選び、主人公が隠している望みへつなげるところから続けてください。

チェックすると、マイノートに読んだ記録が残ります。