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作品の魅力を短く伝える方法
あらすじの書き方
この記事の結論
あらすじの書き方で迷ったら、内容を全部説明しようとせず、主人公・状況・障害・選択の手前の4点に絞ります。結末を明かさずに止めると、読者は『この先を読みたい』と感じます。
この記事でわかること
- あらすじを『説明』ではなく『入口』として書ける
- 主人公・状況・障害・選択の手前で紹介文を組み立てられる
- 結末を明かしすぎていないか自分で確認できる
ソウマ
あらすじを書くと、つい最後まで説明したくなる。これじゃ感想文だよな。
ミラ
あらすじは読了レポートではなく、入口です。読者が『続きを読みたい』と思う手前で止めましょう。
コトハ
渡すのは答えではなく、扉の取っ手です。開けたくなれば成功です。
Synopsis
あらすじは内容の要約ではなく、読みたくさせる入口
あらすじを書こうとすると、起きた出来事を順番に全部入れたくなります。けれど、あらすじの役割は内容を伝え切ることではなく、読者に「この先を読みたい」と思わせることです。
文字数の目安はこうです。
- 短編向け:150〜200字
- 中長編向け:300〜400字
公開前の不安が強いほど、説明を足して安心したくなります。そこをこらえて、主人公・状況・障害・選択の手前の4点に絞ります。
Make
主人公・状況・障害・選択の手前で組み立てる
次の4点を順番に書きます。
- 主人公:誰の話かを一文で。
- 状況:物語の入り口で、いま何が起きているか。
- 障害:主人公が越える必要のある問題。
- 選択の手前:何を選ぼうとしているか。結論は書かず、方向だけ匂わせる。
完成例:200字のあらすじ
誰にも頼りたくない中学生のソウマは、卒業式の前夜、雨の駅で帰れなくなる。差し出された傘の主は、いちばん借りを作りたくなかった親友だった。濡れたスマホの画面には、まだ送れていない一文が残っている。受け取るか、今夜もひとりで濡れて帰るか——ソウマは初めて、自分から「迎えに来て」と打ち込む指を止める。
この例では、結末(送ったかどうか)は書いていません。「指を止める」で止めることで、読者に続きを読む理由を残しています。
ミラ
4点の枠を先に作っておくと、AIに手伝ってもらうときも出力が散らかりません。
アキト
状況と障害を入れろ。『心温まる物語』みたいな感想だけでは、何が起きるか伝わらない。
Trim
書きすぎを削る——AIには『止め方』を相談する
あらすじに結末まで書くと、読む動機が消えます。「〜が起きる」までで止め、「〜になる」は書かない。このルールが守れると、引きが強くなります。
AIを使うなら、書きすぎを削る相棒として使いましょう。
もったいない相談例
この物語の結末まで全部わかるあらすじを書いてください。
よい相談例
私のあらすじ(200〜400字):
次の2点だけ指摘してください。
- 結末を明かしすぎている箇所
- 削ったほうがよい言葉
※新しい表現の提案は不要です。削減と止め方の指摘だけお願いします。
NG例から改善する
-
弱い状態:最後に仲直りして成長します
改善すると:差し出された傘を、受け取るか迷う
理由:結末を消し、選択の手前で止めた -
弱い状態:世界観と主人公の過去を最初に全部説明
改善すると:いま雨の駅で帰れない、という現在から始める
理由:入口を軽くし、状況から入った -
弱い状態:心温まる感動の物語です
改善すると:頼れない主人公が、初めて誰かに頼るか迷う話
理由:感想ではなく、状況と障害を書いた
Practice
あらすじテンプレで、魅力を短く伝える
この章では、あらすじテンプレを使って魅力を短く伝えるところまで進めます。きれいに埋めるより、「魅力を短く伝える」ための手がかりを見つけることが目的です。最後に主人公・目的・壁・見どころを1文ずつ書き、あらすじへ整えるところだけ決めておきましょう。
実践ワーク
あらすじテンプレを1枚にまとめる
主人公・状況・障害・選択の手前と、想定文字数、結末を明かしていないかの確認をまとめます。短編は150〜200字、中長編は300〜400字を目安にしましょう。
チェックリスト
- 主人公が一文で言える
- 物語の入り口の状況を書いた
- 越えるべき障害を書いた
- 結末ではなく「選択の手前」で止めた
- 想定文字数(短編200字/中長編400字)に収まっている
今日できたもの
- この記事で作ったもの
- あらすじテンプレ
- 次に育てる場所
- 作品の魅力を、短いあらすじで伝える欄
- 次の行動
- 主人公・目的・壁・見どころを1文ずつ書き、あらすじへ整える
ソウマ
魅力を短く伝えるって、不安を抱えたままでも一つずつ進められるんだな。
コトハ
その手応えを残しましょう。あらすじテンプレは、「魅力を短く伝える」ための小さな栞になります。
アキト
あらすじテンプレには、まだ直せる余白と次へ動かす軸が残った。
おつかれさまでした
あらすじテンプレを残せた!
今日のあらすじテンプレは、あらすじを要約ではなく、読みたい気持ちを作る紹介にできる入口です。迷ったら、主人公・目的・壁・見どころを1文ずつ書き、あらすじへ整えるところだけ見直しましょう。
チェックすると、マイノートに読んだ記録が残ります。
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