プロット・構成を作る

途中で迷わない全体設計

長編プロットの作り方

この記事の結論

長編は『マイルストーン方式』で組みます。先に到達点を5つ置いてから間を埋めると迷いません。 読み終えると「長編節目表」を自分で形にするための判断手順まで確認できます。

難易度
初心者
読了時間
14分
公開日
最終更新日

この記事でわかること

  • 長編の章構成・大きな転換点がわかる
  • 5つのマイルストーンで長編の骨組みを置ける
  • 長編節目表として、今日決めたことをノートに残せる
#長編#プロット#章構成
長編プロットの作り方の内容をイメージした創作アトリエの挿絵
アキト コトハ ソウマ ミラ

ソウマ

長編を書きたいけど、最初から全部決めようとして地図が大きすぎて迷子になる。

アキト

全部決めるな。まず到達点を5つ置け。間は歩きながら埋める。

コトハ

先に大きな足跡だけ決めると、途中で迷いにくくなります。

01

Structure

長編は足跡を先に置く

長編プロットの5つの節目を先に置き、間を余白として残す構成イメージ

長編プロットを最初から細部まで決めようとすると、途中で破綻するか、設定迷子になります。長編に向いているのは、先に5つほどのマイルストーンを置き、その間を歩きながら埋めていく方式です。

ここでは、迷わずに長編を進めるための骨組みの作り方を見ます。詳細は後から、まず大きな足跡だけ決めます。

02

Causality

5つのマイルストーンで骨組みを作る

次のマイルストーンを最初に決めます。

  1. M1:始まりの主人公の状態:物語が始まる前、主人公はどこにいるか。
  2. M2:物語に巻き込まれる出来事:日常が動き出す事件。
  3. M3:中盤の大きな反転:それまでの前提が壊れる出来事。
  4. M4:最大の試練:主人公が最も追い詰められる場面。
  5. M5:終わりの主人公の状態:物語が終わった後、主人公はどこにいるか。

例:M1『誰にも頼らずに高校生活を送る主人公』/M2『親友の家庭が崩れ、相談される』/M3『主人公自身も親に頼らざるを得なくなる』/M4『親友の家族と主人公の家族が同じ場所で衝突する夜』/M5『主人公が家族と一緒に住み続けることを選び、親友とは離れた場所で新しい関係を築く』。

ソウマ

5つのマイルストーンだけ先に決めて、間は後で埋めるのか。

アキト

そうだ。全部を先に決めると書き始められない。まず足跡を5つだ。

03

AI Partner

詰まったとき、AIや仲間にどう相談するか

5つのマイルストーン以外は、最初は決めなくて構いません。中間の出来事は、書きながら埋めていきます。書く前にすべて決めようとすると、書き始められません。

AIには5つのマイルストーンを渡して、『M2とM3の間に置くべき出来事を1つだけ提案して』と頼みます。間を埋める使い方が向いています。

もったいない相談例

このメモを、私の判断なしで完成形にしてください。

よい相談例

私の5つのマイルストーン: M1:__________ M2:__________ M3:__________ M4:__________ M5:__________ このうち、M2とM3の間に置くと物語が深まる出来事を1つだけ提案してください。

04

Practice

今日の長編節目表で、迷う場所を一つ決める

この章では、長編節目表を使って長編の節目を置くところまで進めます。きれいに埋めるより、「長編の節目を置く」ための手がかりを見つけることが目的です。最後に始まり・中盤の山・終盤の選択を1行ずつ置くところだけ決めておきましょう。

実践ワーク

長編節目表を1枚にまとめる

M1〜M5の到達点と、今日埋めるM間の出来事を1つ書きます。5つ以外は、書きながら埋めて大丈夫です。

到達点

先に5つのマイルストーンを置く。

間を埋める

中間は書きながら埋める。

変化

M1とM5で状態を大きく変える。

生成される実践メモ

入力すると、この記事のワーク結果がノートに貼れる形でここにまとまります。
M1(始まりの状態): ____ M2(巻き込まれる出来事): ____ M3(中盤の大きな反転): ____ M4(最大の試練): ____ M5(終わりの状態): ____ 今日埋めるM間の出来事: ____

全部埋めなくて大丈夫。1行だけでも保存できます。

マイノートで見る

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チェックリスト

  • M1(始まりの状態)を書いた
  • M3(中盤の大きな反転)を書いた
  • M4(最大の試練)を書いた
  • M5(終わりの状態)を書いた
  • 今日埋めるM間の出来事を1つ決めた

今日できたもの

この記事で作ったもの
長編節目表
次に育てる場所
長編の節目を置き、途中で迷わない全体像を作る欄
次の行動
始まり・中盤の山・終盤の選択を1行ずつ置く

ソウマ

長編の節目を置くところまで見えると、次に直す場面を選びやすいな。

アキト

その一行が残れば進める。次は始まり・中盤の山・終盤の選択を1行ずつ置くだけ見ればいい。

ミラ

長編節目表なら、次の相談や保存にもつなげやすい整理として使えます。

おつかれさまでした

長編節目表を残せた!

今日の長編節目表は、長編プロットを細部の羅列ではなく、迷ったときの地図にできる入口です。迷ったら、始まり・中盤の山・終盤の選択を1行ずつ置くところだけ見直しましょう。

チェックすると、マイノートに読んだ記録が残ります。

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    カードや穴埋めで物語を量産してみる練習帳。「思いつきを待つ」から「手を動かして出す」への切り替えに使えます。

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