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発想を広げる質問術
『もしも』から始めるストーリーの作り方
この記事の結論
「もしも」からストーリーを作るときは、思いつきを増やすだけでなく、誰が困る仮定なのかまで見ることが大切です。表層・反転・人物の3パターンを試し、物語に育てやすい1つを選びます。
この記事でわかること
- 仮定質問でアイデアを広げるがわかる
- 表層・反転・人物の3種類のもしもを試せる
- もしも質問リストで、あとから戻れる判断を残せる
ソウマ
もしも記憶に値段がついたら……って考えるのは楽しいけど、その先で止まるんだ。
ミラ
その『もしも』で誰が困るかまで見てみましょう。仮定が人物に刺さると、物語に近づきます。
アキト
変な設定だけでは足りない。困る人物を置け。
Idea Field
もしもの角度を先に分ける
『もしも』はアイデア発想の古典ですが、適当に使うと『もしも空が緑だったら』のような表層的な変奏で止まりがちです。物語に育てるには、もしもの掛け方に階段を設けます。
ここでは、同じ素材を3種類のもしもで掘り下げる方法を見ます。質問の角度を変えるだけで、種が物語に近づきます。
Seed to Story
表層・反転・人物の順で試す
ある『普通の出来事』を選び、次の3段階で『もしも』を当てます。
- 表層もしも:環境を変える。『もしもこの出来事が雨の日に起きたら/真夜中だったら/無人島で起きたら』。
- 反転もしも:起きたことを逆にする。『もしも忘れ物を渡されたのではなく、渡したのが主人公だったら』。
- 人物もしも:登場人物の関係を変える。『もしもこの二人が、過去に大喧嘩した相手同士だったら』。
例:『電車で席を譲られた』という出来事。表層もしも:『最終電車だったら』。反転もしも:『譲ったのが主人公で、譲られた相手が困惑したら』。人物もしも:『譲った相手が10年前に主人公を傷つけた同級生だったら』。3つ並べると、物語の入口が見えてきます。
ソウマ
『もしも』からストーリーは案の数より、誰が困る話なのかを見ると進みやすいな。
ミラ
AIには、案の追加ではなく、『もしも』からストーリーで残した種がどんな問いになるかを聞くと使いやすいです。
AI Partner
詰まったとき、AIや仲間にどう相談するか
3段階を全部書く必要はありません。書いてみてもっとも引っかかったもしもを、種カードに昇格させます。残り2つは捨てるのではなく、別の物語の予備として保存します。
AIには素材を渡して、自分が考えた3つのもしもを並べ、『最も物語に育てやすいのはどれか』を選んでもらいます。AIに新しいもしもを発明させるのではなく、自分が出した案を比較してもらう使い方が向いています。
もったいない相談例
このメモを、私の判断なしで完成形にしてください。
よい相談例
素材の出来事:__________
私が考えた3つの『もしも』:
- 表層:__________
- 反転:__________
- 人物:__________
この3つのうち『物語に育てやすいもの』を1つだけ選び、その理由を一言添えてください。
Practice
もしも質問リストで、もしもに人物を足す
ここで作るもしも質問リストは、読み終えた記念ではなく、「もしもに人物を足す」ための作業メモです。『もしも』からストーリーを考える方法で迷いやすい点を広げすぎず、最後にもしもを1つ選び、そこで一番困る人物を足すところまで持っていきます。
実践ワーク
もしも質問リストを1枚にまとめる
素材の出来事、表層・反転・人物の3つのもしも、種カードに昇格させる1つをまとめます。最後に、そのもしもで誰が困るかを書きましょう。
チェックリスト
- 普通の出来事を1つ選んだ
- 表層もしもを書いた
- 反転もしもを書いた
- 人物もしもを書いた
- 一番困る人物が見える仮定を1つ選んだ
今日できたもの
- この記事で作ったもの
- もしも質問リスト
- 次に育てる場所
- もしも質問から、試せる物語の候補を広げる欄
- 次の行動
- もしもを1つ選び、そこで一番困る人物を足す
ソウマ
もしもに人物を足すって、案を増やすより入口を見つける感じなんだな。
コトハ
はい。迷ったところも含めて、もしも質問リストの中に次の入口ができました。
アキト
判断が一つ残ったなら、もしも質問リストを次の場面へ持っていける。
おつかれさまでした
もしも質問リストを残せた!
もしも質問リストで、「もしもに人物を足す」ための場所を見える形にしました。次は、もしもを1つ選び、そこで一番困る人物を足すところから始めると、今日のメモが次の作業につながります。
チェックすると、マイノートに読んだ記録が残ります。
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