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主人公の困りごとを見つける
悩みから物語を作る方法
この記事の結論
悩みから物語を作るときは、自分の悩みをそのまま書きません。悩みの『形』だけを取り出し、別の主人公に渡すと、愚痴ではなく読者が追える困りごとに変わります。 読み終えると「悩み変換表」を自分で形にするための判断手順まで確認できます。
この記事でわかること
- 自分の悩みを、物語の燃料として安全に使える
- 悩みの形を抽象化して別の主人公へ渡せる
- 主人公がその形に向き合う場面を決められる
ソウマ
悩みから物語って言うけど、自分の悩みなんて地味で、書いても暗いだけな気がする。
アキト
地味な悩みほど強い。誰もが少し抱えているからだ。ただし、そのまま書くな。形を取り出せ。
コトハ
自分の痛みを、別の人物に預けると、読者も入れる物語になりますよ。
Idea Field
悩みは、形だけ取り出すと物語の燃料になる
現実の自分が抱えている小さな悩みは、物語の燃料になります。けれど、そのまま書くと愚痴のように読めてしまいます。
そこで、悩みの「形」だけを取り出します。たとえば「レシートが捨てられない」という悩みは、形にすると「捨てるべきものを捨てられない」になります。この形なら、自分以外の主人公にも渡せます。
形にして別人へ渡すと、自分の痛みが安全な距離に置かれ、読者も入れる困りごとに変わります。
Transfer
悩みの形を抽象化し、別の主人公に渡す
次の手順で進めます。
-
今の小さな悩みを一行で書く(自分用メモ)
例:財布のレシートが捨てられない。 -
悩みの『形』を抽象化する
例:捨てるべきものを、捨てられない。 -
別の主人公にその形を渡す
例:十年前の母の遺品を捨てられない、美術館の警備員。 -
主人公がその形に向き合う場面を1つ作る
捨てる・話す・逃げるなど、選ぶ瞬間にする。
完成例:悩みを物語へ変換する
- 今の悩み(自分用):朝の電車で、同じ人と目を合わせられない
- 形:同じ空間にいる相手と関われない
- 別人の主人公:毎朝同じ配達先に行くのに、一度も話せない郵便配達員
- 向き合う場面:最後の配達日、渡すか渡さないか迷う手紙を握る
形にして渡すと、暗い独白ではなく、誰かの選択の物語になります。
ソウマ
自分の悩みをそのまま書くんじゃなくて、形を別の人に渡すのか。これなら書けそう。
アキト
そうだ。痛みは燃料、主人公は別人。距離があるほど扱いやすい。
AI Partner
AIには、悩みの形だけを渡して主人公を出してもらう
悩みを直接書くと当事者性が強すぎて、読者の入る隙間が消えます。形だけを抽出して別人に渡すと、自分の痛みが、誰かの物語として読める形に変わります。
AIに相談するときも、自分の事情は伏せて、抽象化した形だけ渡しましょう。
もったいない相談例
私の悩みを聞いて、それを解決する感動的な話を書いてください。
よい相談例
主人公が抱える「困りごとの形」:__________
(例:捨てるべきものを捨てられない/同じ空間の相手と関われない、など抽象表現)
この形を中心に置ける主人公を、3人短く提案してください。
※私個人の事情は不要です。
※本文は書かず、主人公と状況だけ提案してください。
NG例から改善する
-
弱い状態:自分の悩みを日記のまま書く
改善すると:形だけ取り出し、別人の主人公に渡す -
弱い状態:悩みを最後にきれいに解決する
改善すると:解決ではなく、向き合う選択の瞬間を描く -
弱い状態:AIに自分の事情を全部話して書かせる
改善すると:抽象化した形だけ渡し、主人公候補をもらう
Practice
今日の悩み変換表で、迷う場所を一つ決める
この章では、悩み変換表を使って悩みを困りごとにするところまで進めます。きれいに埋めるより、「悩みを困りごとにする」ための手がかりを見つけることが目的です。最後に悩みを1つ選び、本人が欲しいものと邪魔するものを書くところだけ決めておきましょう。
実践ワーク
悩み変換表を1枚にまとめる
今の小さな悩み(自分用メモ)、抽象化した形、別人の主人公、向き合う場面をまとめます。悩みそのものではなく『形』を物語へ持っていきましょう。
チェックリスト
- 今の小さな悩みを一行で書いた
- 悩みの形を抽象化した
- 形を別人の主人公に渡した
- 主人公が向き合う場面を作った
- 自分の事情をそのまま本文に持ち込んでいない
今日できたもの
- この記事で作ったもの
- 悩み変換表
- 次に育てる場所
- 悩みを、主人公の困りごとへ変える欄
- 次の行動
- 悩みを1つ選び、本人が欲しいものと邪魔するものを書く
ソウマ
悩みを困りごとにするって、案を増やすより入口を見つける感じなんだな。
コトハ
ここまでで十分です。悩み変換表には、あとから「悩みを困りごとにする」場所がちゃんと残っています。
ミラ
あとでAIやノートを使うときも、個人的な問題を、読者が追える物語の出発点にできる状態から再開できます。
おつかれさまでした
悩み変換表を残せた!
悩み変換表には、「悩みを困りごとにする」ための判断が残っています。次に開くときは、悩みを1つ選び、本人が欲しいものと邪魔するものを書くところから続けてください。
チェックすると、マイノートに読んだ記録が残ります。
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