アイデアを見つける

ぼんやりした場面を形にする

夢やイメージを物語にする方法

元メモと不明な点を残し、後から足す人物や理由を分ける。短い本文を比較し、採用した案と元メモをそれぞれ保存する。

この記事の結論

夢や浮かんだ像は、元のメモ、不明な部分、創作のために足すものを分けて残せます。青いホームの例で、同じ像から動作の違う短い本文を試します。像だけを保存する段階でも使える方法です。

ミラ ソウマ アキト コトハ
難易度
初心者
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14分
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最終更新日

この記事でわかること

  • 元メモ、不明、後から足す設定を分けられる
  • 同じ像から、動作が違う本文を比べられる
  • 採用した本文と、保持するメモを残せる
#夢#イメージ#ビジュアル

ソウマ

青いホームと丸い時計、という像が浮かんだ。どう物語にすればいいんだろう。

ミラ

まず、像のメモと、これから足す設定を分けてみましょう。短い本文も試せます。

アキト

不明なところは、空けておける。後から考えた案だと分かる形で残そう。

01

Idea Field

夢やイメージの元メモと、後から足す設定を分ける

青いホーム、丸い時計一つ、自分以外の人影なしという元メモ。針・文字盤の色・距離は不明。青い照明は後から足す未採用の仮説。

夢や浮かんだイメージを物語にするときは、残したい像と、創作のために後から足すものを分けると、試した案を比べやすくなります。ぼんやりした部分は不明のまま置けます。すぐに筋や理由まで決める必要はありません。

青いホームの三行を、元メモとして残す

以下は、実際に見た夢の採録ではなく、この記事のために作った架空の教材「青いホーム・イメージメモv1」です。

青いホーム。

丸い時計が一つ。

自分以外の人影は見えない。

分ける欄この例の内容扱い方
元メモ青いホーム/丸い時計が一つ/自分以外の人影は見えない。この三行を、創作案とは別に残す。
確かでない部分時計の針、文字盤の色、時計までの距離。不明と書く。止まった時計、近い時計と決めない。
後から足す案青い照明の駅かもしれない。未採用の仮説。元メモで見た事実へ戻さない。

「青い照明の駅」という理由は、ここで考えた候補です。元メモには照明の記述がありません。採用する場合も、後から足した設定だと分かるように記録します。

三行はこの教材の長さで、行数の決まりではありません。一つの色だけを残す、短い文章で書く、スケッチを添える、といった形も選べます。

02

Decode

青いホームのイメージを、動作が違う二つの本文にする

透は後から足した人物。本文Aは時計の下へ歩き、本文Bはその場で見上げる。時計の時刻、列車の到着、その先の行動は未定。

元メモを保存したら、誰の位置から見せるか、動かすか、そのまま見つめるかを試します。この例では、名前のない「自分」を、創作上の人物「透」に置き換えます。

透は23歳。黒髪で、薄い灰色のコートと紺の鞄を持つという設定を後から足します。名前、年齢、服装は元メモにあった情報ではありません。本文の二案では名前だけを使い、服装をすべて説明することはしません。

本文A:時計の下まで歩く

青いホームに、透は立っていた。頭上には丸い時計が一つあった。ほかの人影は見えなかった。

透は時計の下まで歩き、顔を上げた。

本文B:その場に立ったまま見上げる

青いホームに、透は立っていた。頭上には丸い時計が一つあった。ほかの人影は見えなかった。

透はその場に立ったまま、時計を見上げていた。

二案は最初の段落をそろえ、二段落目の動作を変えています。「頭上」という位置関係も、本文を書くために足した描写です。元メモから分かっていた距離としては扱いません。

案本文に書いた動作まだ書いていないこと
本文A時計の下まで歩き、顔を上げる。場所を移した。時計に触れた、時刻を読んだとは書かない。
本文Bその場に立ったまま、時計を見上げる。場所を移さず見ている。列車の到着や、待つ理由は書かない。

Aは時計へ近づく案、Bは同じ場所から見続ける案です。どちらも、時計が止まっていることや、透が帰れないことまでは決めていません。二つは比較のために用意した数で、必ず複数案を書く必要はありません。

イメージから短い本文へ進む手順

  1. 元メモを残す。 色、形、音、配置など、使いたい像を書きます。不明な部分を無理に埋めません。
  2. 追加する設定を分ける。 人物の名前、場所の理由、見せる位置などを、創作案の欄へ置きます。
  3. 短い本文を試す。 近づく、離れる、見つめるなど、今回見せたい動作を選びます。像を描いたまま終える案も使えます。
  4. 元メモと比べて保存する。 残った像、増えたもの、まだ書いていない結果を確かめ、採用・保持・保留を決めます。

ソウマ

透という名前も、頭上の時計という位置も、本文を書くときに足したんだな。

ミラ

はい。元の三行とは別に残せば、違う人物や動作も試せます。

理由や世界の規則を中心にしたい作品なら、その仮説から構成を考えても構いません。場面から物語全体へ広げる場合はアイデアを物語に変える方法、一枚の画像へ渡す情報を整理する場合は画像用シーンメモへ進めます。

03

AI Partner

AIに夢やイメージを相談するときは、元メモと依頼を分ける

AIへ元メモ、不明、追加設定、本文、相談範囲を渡す。動作や理由の候補を比較し、新しく足したものを元メモの事実にしない。

AIに相談するときも、元メモと追加設定を分けて渡します。「動作を比べる」「場所の理由を考える」など、今回頼みたいことを指定すると、候補を戻す欄が決まります。自分のメモだけで比較しても、同じ手順を使えます。

この例は、元の三行、不明な時計の細部、追加した透の設定、本文AとBを渡して、動作の違いを確かめます。青い照明という仮説は未採用だと添えます。

もったいない相談例

この夢の本当の意味を決めて、覚えていない細部も埋め、物語にしてください。

よい相談例

メモ名・版と、今回扱う範囲:_____ 元のメモ(そのまま):_____ 確かでない部分:_____ 後から足した人物・場所の設定と、未採用の仮説:_____ 現在の本文(未執筆ならなし):_____ 比較したい動作・今回相談したいこと:_____ 変えない条件・まだ決めていないこと:_____ 元メモ、不明、追加設定、現在の本文を分けて読んでください。 動作案を比べる場合は、各案で変わる行動と、まだ本文に書かれていない結果を示してください。新しい物や人物が必要な案は、追加する設定として明示してください。 原像から夢の意味や本人の心理を診断しないでください。不明な時計の針や色を、確定した描写に変えないでください。 理由を考える相談なら、理由は仮説欄に出してください。本文へ採用済みとしないでください。 採用・保持・保留は作者が選びます。続きの本文は、今回求めた場合だけ書いてください。

戻ってきた案は、元メモと照らして読む

「止まった時計へ手を伸ばす」という案なら、「止まった」は不明を埋めた設定、「手を伸ばす」は新しい動作です。両方を採用することはできますが、元メモに書いてあったことにはしません。

理由を考える相談もできます。その場合は「青い照明」「青い壁の反射」などを仮説として並べ、採用してから本文へ足します。説明を先に書くか、場面を先に書くかは作品に合わせて選べます。

04

Practice

夢イメージ分解へ、元メモ・本文・次の作業を保存する

元の三行、不明、追加設定を残す。二段落ずつの本文A・Bを保存し、Aから続ける判断と未執筆の次の作業を分ける。人物や動作が未定でも保存できる。

夢イメージ分解には、元メモ、不明、後から足した設定、本文を別々に残します。今は像だけ保存しておきたい場合は、人物や動作を空欄にして構いません。

実践ワーク

夢イメージ分解を1枚にまとめる

元メモと不明な部分を残し、後から足す人物・仮説・動作候補・本文を分けて保存します。採用を決めない段階でも使えます。

元メモ

残す像と、不明な部分を分ける。

創作案

後から足す人物・理由・動作を分ける。

保存

本文の版と採否、次の作業を残す。

生成される実践メモ

入力すると、この記事のワーク結果がノートに貼れる形でここにまとまります。
メモ名・版・今回の範囲: ____ 元のメモ・残したい像: ____ 確かでない部分: ____ 本文で見せる位置と、後から足したこと: ____ 後から足す仮説と、採否: ____ 本文に置く人物・追加設定(任意): ____ 比較する動作・保持する案(任意): ____ 次稿で使う動作・未定の点: ____ 現在の本文と、版の区別: ____ 採用・保持・保留と、その理由: ____ 次に書く・確かめること: ____

全部埋めなくて大丈夫。1行だけでも保存できます。

マイノートで見る

この記事の保存案:0件

未保存。この内容はこの端末のブラウザに保存されます。

青いホームのメモと、本文A・Bを残す

この例では次のように保存します。

  • 元メモ:青いホーム、丸い時計一つ、自分以外の人影は見えない。
  • 不明:時計の針、文字盤の色、時計までの距離。
  • 追加設定:透23歳。黒髪、薄い灰色のコート、紺の鞄。本文では時計を頭上に置く。
  • 仮説:青い照明の駅かもしれない。まだ採用しない。
  • 本文:時計の下へ歩くAと、その場で見上げるBを、それぞれ二段落で残す。
  • 今回の判断:近づく動作を試したいので、次稿はAから続ける。Bと元メモも保持する。
  • 次の作業:時計の下で何を見るかを候補にする。時計の針や時刻はまだ決めていない。

Aの続きは、ここではまだ書いていません。「近づく」を選んだからといって、時計に触れたり、列車が来たりしたことにはなりません。

今日できたもの

この記事で作ったもの
元メモ・不明・追加設定を分け、本文AとBを残した夢イメージ分解
次に育てる場所
採用した本文の次稿、または像を保持するメモ
次の行動
残したい像を一つ選び、元メモと後から足す案を分ける

ソウマ

Aから続きを考える。でも、時計が止まっているかは、まだ決めていない。

コトハ

動かないBも残っています。あとで見比べられますね。

アキト

次に足す一文と、元からあった三行を分けて保存しよう。

おつかれさまでした

元メモと、物語にするための案を残せた!

青いホームの元メモ、不明、追加設定を分け、動作が違う本文A・Bを比べました。次稿で使う案を選んでも、元メモと別案を残せます。

チェックすると、マイノートに読んだ記録が残ります。

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