AIと物語を作る

材料の伝え方から聞き直しまで、段階別の質問例

ChatGPTに創作相談する方法|AIにどんな質問をすれば思い描く物語を作れる?

今ある材料と迷いを渡し、質問・比較・下書きなど必要な作業を選ぶ。返答を元の条件に照合し、採用・保留と次の作業を残す。

この記事の結論

ChatGPTへの創作相談は、今ある材料と迷いを渡し、質問・整理・比較・下書きなどから必要な作業を選んで進めます。架空の相談例を使って、返答の確かめ方と聞き直し方を紹介します。選べない案は保留し、次に書く場面や確認したいことをメモに残せます。

ミラ ソウマ アキト コトハ
難易度
初心者
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20分
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最終更新日

この記事でわかること

  • 今の迷いに合わせて、渡す材料と頼む作業を選べる
  • アイデア・人物・プロット・推敲の段階別に質問できる
  • 思いどおりにならないときの聞き直し方がわかる
  • コピペで使える創作相談テンプレートを持ち帰れる
#ChatGPT#創作相談#プロンプト#AI

ソウマ

頭の中には雰囲気があるんだけど、AIに頼むと、どこかで見たような話になるんだ。

ミラ

AIが知らないのは、ソウマの頭の中にある景色です。まずは、その景色を引き出す質問をしてもらいましょう。

アキト

「面白くして」では判断基準がない。何を残し、何を変えたいかまで言葉にするんだ。

01

First Question

ChatGPTへの創作相談は、今の迷いから頼む作業を選ぶ

最初に質問をすることは必須ではない。言葉にできないときは質問、案があるときは整理や比較、場面が決まったときは下書きなどを頼める。

ChatGPTに創作相談するときは、今ある材料と今回困っていることを渡し、必要な作業を選びます。 イメージを言葉にできないなら質問役を、書く場面が決まっているなら下書きを頼めます。最初から同じ順番で進める必要はありません。

イメージが曖昧なときの最初の一文

物語を作りたいのですが、まだ頭の中のイメージをうまく説明できません。 私が描きたいものを知るために、まず質問を一つしてください。 回答したら短く整理し、次に確かめたいことを聞いてください。 分からないと答えた点は未定のまま残し、新しい設定を確定しないでください。

この依頼では、完成案より先に自分の考えを言葉にする時間を作っています。案を見ながら考えたい場合は、「短い候補を出して」と変更して構いません。

AIに頼む働き何をしてもらうか質問の例
引き出すまだ言葉にしていないイメージを質問で探る「描きたい場面を考える質問を一つしてください」
整理する断片を、確定した内容と未定の点に分ける「次のメモを整理し、解釈で足した部分は分けてください」
比べる同じ基準で候補の違いを見る「この3案を、姉妹の関係の見え方で比較してください」
確かめる本文や設定に戻って、つながりを確認する「新設定を足さず、分かりにくい点があれば根拠を示してください」

これは相談の作業を選ぶための整理です。4種類を全部使わなくても、必要なところから始められます。下書きを頼む場合は、段階別の質問例にある場面の依頼も使えます。

依頼を作る手がかりは「材料・迷い・作業・形式・制約」

OpenAIの公式ガイド「Prompting」も、特別な書式にこだわらず、目的や文脈、必要な出力の形を伝え、返答を見て補足する方法を紹介しています。以下の5項目は、その考え方を創作相談で使うための本記事の整理です。すべてを埋める決まりではありません。

項目書くこと例
材料すでに決めたことや、相談したい本文記憶を売れる店で働く姉が、妹の治療費を必要としている
迷い今、考えたいこと姉が妹との記憶を売るのをためらう理由を考えたい
作業今回してほしいこと質問する、整理する、比べる、下書きする
形式使いやすい返答の形質問を一つ、短い候補、比較表、一場面の本文
制約残したいことや、足さないこと新人物を足さず、姉妹の関係を中心にする

5項目で組み立てた相談

【材料】 記憶を売れる店で働く姉が、妹の治療費を必要としている。 【今回の迷い】 姉が妹との記憶を売るのをためらう理由を考えたい。 【してほしいこと】 迷いを具体的にするため、まだ決めていない点を確かめてほしい。 【返答形式】 まず質問を一つしてください。私が答えられなければ、未定のまま残してください。 【変えないこと】 新しい人物や秘密は足さず、姉妹の関係を中心にしてください。

書ける項目だけで始め、返答が違うと感じたところを補足します。一度で完成する指示を作ろうとせず、今扱う迷いが見える形にしてみましょう。

02

Why

「面白い物語を作って」に、場面や読者の体験を足す

面白いという言葉に、読者の体験や残したい場面・表現を足す。返答が好みと違う原因を断定せず、希望が依頼に入り反映されているかを確かめる。

「面白い物語を作ってください」だけでも、案を試しに出してもらうことはできます。ただし、その依頼には、作者が何を面白いと感じるかがまだ入っていません。

  • 先を予想しながら、謎を考えたい
  • 主人公の感情が少しずつ変わるところを読みたい
  • 怖い話を読んだあとに、温かさを残したい
  • 会話のテンポや、言えない一言を楽しみたい

思い描く方向があるなら、こうした違いを一つ添えます。返答が好みと違う原因を一つに決めつけず、まず依頼文に希望が含まれているかを見直しましょう。

広い言葉に、場面や読者の体験を足す

最初の頼み方補いたい情報具体的にした頼み方
面白い物語を作って誰が、どのように楽しむか小学校高学年が、先を予想しながら読める短いミステリーにしてください
感動する話にしてどんな感情を残したいか読み終わったあと、家族へ連絡したくなる温かさを残したいです
主人公を魅力的にしてどんな行動に惹かれるか普段は臆病な主人公が、弟のために一歩だけ前へ出る場面を考えたいです
意外な結末にして残す設定と変えたい見え方犯人は変えず、主人公が相手を守る理由の見え方を変えたいです
もっと自分らしくして残したい作品の特徴派手な戦闘より、言えなかった一言が関係に響く展開を優先してください

例のとおりに書く必要はありません。「静かな会話を残したい」「この一文の言い方は変えたくない」と、手元の原稿を示す方法もあります。返ってきた案に、その希望が反映されているかを確かめます。

03

Materials

ChatGPTへの創作相談に使える7つの材料

読者、形式、世界、主人公、願い、障害、読後感の7材料は整理の手がかり。決まっていることだけを使い、未定の点や避けたいことを添える。

ChatGPTへ最初に渡す材料は、決まっている範囲で十分です。次の7項目は、書き忘れを探すための手がかりで、相談の必須条件ではありません。

材料自分に問いかけること記入例
読者誰に読んでほしいか仕事のあとに短編を読みたい大人
形式と長さ何を、どのくらいの長さで作るか短編小説。字数はまだ未定
ジャンルと世界場所・時代・雰囲気はどうか少し不思議な現代ファンタジー
主人公どんな人物を中心にするか記憶を売れる店で働く28歳の姉
願い今、何を望んでいるか妹の治療費を用意したい
障害何が難しいと考えているか高く売れるのは、妹と過ごした記憶だけ
読後感どんな感情や問いを残したいか切ないが、誰かを大切にしたくなる

これは説明用の架空の作品です。願いや障害がまだない作品なら、印象に残っている景色や会話だけを渡しても構いません。決まった設定と、試している案を分けて書きましょう。

避けたいことは、今回必要なものだけ添える

今回の相談で避けたいこと

今回の相談では、次の条件を守ってください。 - 新しい悪役は登場させない - 夢だったという結末にはしない - 主人公の性格は、理由なく急に変えない - 私が決めていない設定は、既存の設定として扱わない

すべての展開を先に禁止する必要はありません。今の相談で守りたい条件を絞り、返答に守られているかを見ます。

断片しかないときは、未定のまま質問を始める

「雨の夜、閉まったはずの店に明かりがある」「仲の悪かった兄弟が同じ歌を思い出す」といった断片も材料になります。質問に答えながら考えたいなら、次の依頼を使えます。

断片から相談を始めるテンプレート

私は物語を作りたいのですが、決まっているのは次の断片だけです。 気になっている場面・言葉・感情:________________________________ この断片について、私が考えたい点を一つずつ質問してください。 残したい感情、見たい場面、そこにいる人物、望み、難しいこと、 変わるもの・変わらないもの、避けたい展開などを手がかりにしてください。 すべてを順番に聞く必要はありません。 分からない点は未定とし、私の回答とあなたの解釈を分けて整理してください。 候補が必要になったら、新しい創作案と分かる形で短く示してください。 設定や採用案は、私の回答なしに確定しないでください。

答えが浮かばなければ、飛ばしても、「例を少し見たい」と頼んでも構いません。候補をすべて保留することも、相談の結果に含められます。

相談には、外部サービスへ入力してよい範囲の材料を使います。作品全体を渡す必要がなければ、相談する場面の抜粋や要約だけで始められます。

04

By Stage

物語づくりの段階別|AIに聞く質問とプロンプト

段階別の8つの依頼例を、断片の整理、核、人物、障害、世界のルール、プロット、場面の下書き、推敲から必要に応じて選ぶ。すべてを順番に使う必要はなく、案の数や字数も目安。

ここからは、今したい作業に応じた質問例です。上から全部進める必要はありません。質問数や案の数、字数も、このページの例に合わせた目安です。

1. 書きたいイメージを言葉にする

筋書きになる前の断片から、共通して気になるものを探します。

断片から惹かれているテーマを探す

次の断片に共通する感情やテーマの読み方を、最大3つ示してください。 作者の意図を断定せず、どの断片を手がかりにしたかも添えてください。 【断片】 - 古い駅の待合室 - 届かなかった手紙 - 毎年同じ日にだけ会える二人 - 後悔しているが、謝れない人物 共通点を無理に作らず、分からない点はそのまま残してください。

返答は、自分の意図の正解ではありません。気になる言葉があれば残し、どれも違えば別の断片を足せます。

2. 物語の核を一文にする

主人公・願い・難しいことをつなぐのは、核を整理する一つの方法です。選択や結末が未定なら、その迷いを一文にしても構いません。

同じ材料を、焦点の違う3案にする

次の材料を使い、物語の核を一文で3案に整理してください。 新しい出来事や結末は足さず、何に焦点を当てるかを変えてください。 【主人公】記憶を売れる店で働く28歳の姉 【願い】妹の治療費を用意したい 【難しいこと】高く売れるのは、妹と過ごした記憶だけ 【失うもの】妹を大切に思うことは覚えているが、二人の出来事や、子どもの頃に作った歌を忘れる Aは売るかどうかの迷い、Bは姉妹の関係、Cは思い出を売買する店に焦点を当ててください。 焦点を変えるために新設定が必要なら、足さずにその点を示してください。

これは同じ前提の見せ方を比べる依頼です。筋書きそのものを変えるなら、変えてよい出来事や条件も伝えます。

3. 主人公を深める

人物の行動を考えたいときは、その場で何を迷っているのかを渡します。

行動に関わる一問を頼む

記憶を売れる店で働く28歳の姉が、妹の治療費を用意しようとしています。 高く売れるのは妹との記憶だけです。妹を大切に思うことは覚えていますが、 二人の出来事や、子どもの頃に作った歌を失う設定です。 姉が売るのをためらう場面を考えるため、まだ決めていない点を一つ質問してください。 必要な情報が足りているなら、無理に質問を増やさず、その理由を示してください。

趣味や経歴を加えることもできます。今回はためらう場面が目的なので、その行動を考えるのに役立つかを基準にします。

4. 障害と対立を考える

事件を増やす前に、今ある望みと代償から考える方法もあります。

今ある望みと代償から場面を考える

姉は妹の治療費を用意したい一方、妹と過ごした記憶や二人で作った歌を失いたくありません。 この迷いが表れる場面を考えたいです。 新しい敵や災害は足さず、必要な情報があれば一つ質問してください。 すでにある材料で考えられる場合は、短い場面案を一つ示してください。

どの作品にも大きな対立が必要という意味ではありません。静かな場面を残したいなら、その希望も伝えます。

5. 世界観のルールを確かめる

場面で使う仕組みについて、決まっていない点を質問にしてもらいます。

記憶を売る設定について、必要な問いを探す

「記憶を売れる店」の場面を書くため、確認したい点を質問の形で示してください。 誰が売れるか、本人が何を失うか、買う側が何を得るか、取り戻せるか、 例外があるかを手がかりに、今回必要な問いだけを選んでください。 すでに決めた内容は聞き直さず、ルール案も勝手に確定しないでください。 すでに決めた内容・今回書く場面:________________________________

すべての仕組みを先に完成させず、今回の場面に必要な範囲で答えを残せます。

6. プロットの流れを整理する

出来事の順番と、つながる理由を分けて整理します。すべての場面に大きな決断を足す必要はありません。

場面の順番と、つながりを整理する

次の材料を、5場面ほどを目安に整理してください。必要なら数を変え、その理由を添えてください。 元の出来事と、新しく提案する場面を分けてください。 各場面で起きること、前後とのつながり、まだ分からない点を示してください。 情報を知るだけの場面や、関係を保つ場面も、その役割があれば残してください。 新しい主要人物は増やさず、結末は未定のままにしてください。 物語の核・今ある出来事:________________________________

並べたあとに、順番を変えた箇所や、AIが足した出来事を確かめます。因果関係がまだ分からないところは、作者が次に考える点として残せます。

7. 一場面の下書きを頼む

確認する範囲を絞りたいときは、一場面の条件を渡します。以下は、作者が新しく考えた査定場面の例です。査定台に手を置くことや、歌が聞こえる演出も、ここで加える創作案です。

条件を決めて、査定場面を下書きする

次の場面を、800〜1200字を目安に下書きしてください。 【前提】 記憶を売れる店で働く姉が、妹の治療費を必要としている。 高く売れるのは妹と過ごした記憶だけで、売ると二人で作った歌も忘れる。 妹を大切に思うことは覚えている。 【場面の始まり】 閉店後、姉が記憶の査定台に手を置く。 【今回加える演出】 査定中に、子どもの頃に妹と作った歌の一節が聞こえる。 【終わりの状態】 姉は売却をまだ決めず、ためらいながら査定額だけを尋ねる。 【文体・残したい感情】 静かで読みやすい文体。手の動きや短い会話から、消えていない迷いを感じさせたい。 【避けたいこと】 泣き崩れる演出、長い回想、新しい人物が答えを教える展開。 この場面では売却を成立させない。

場面の後に変わるものがなくても、「分かること」「保ちたい雰囲気」などを伝えられます。返答では、売却が勝手に成立していないか、歌をまだ覚えている条件が保たれているかを確認します。

8. 推敲する箇所を確かめる

残したい文章があるときは、修正する前に、気になる箇所と理由を聞く方法があります。

本文を直す前に、確認したい箇所を示す

次の場面を読み、状況が分かりにくい箇所や、前後の説明が足りない箇所があれば示してください。 本文の該当箇所、そう読める理由、必要なら最小限の修正案を分けてください。 問題が見つからない場合は、そのまま伝えてください。 説明文や静かな場面も、役割があれば残してください。 まだ全文は書き直さず、新しい設定も追加しないでください。 場面の目的・残したいところ:________________________________ 場面本文:________________________________

指摘が本文に当てはまるかを読み返し、直したい箇所だけを選びます。文体を試したい場合は、部分的な書き換え案から比べることもできます。

05

Example

架空の相談例|質問から3案の比較、作者の判断まで

架空の相談例では、妹の治療費と引き換えに二人の時間や歌を失う姉を共通前提とする。選択・姉妹の関係・店の三つの焦点で比べ、作者がBを選び、査定の場面を考える。

ここからは、相談の進め方を説明するために作った架空のやり取りです。実際のChatGPTの出力記録ではありません。同じ返答が出ることを保証する例でもありません。

題材は、記憶を売れる店で働く28歳の姉です。作者が答えを足すたびに、どこまで決まったかを整理します。

1回目:質問役を頼む

1回目の入力例

記憶を売れる店で働く28歳の姉を主人公にしたいです。 設定を広げる前に、姉が何を望んでいるか考える質問を一つしてください。

返答例は、「姉は、記憶を売ることで何を手に入れたいのでしょうか」です。作者は、妹の治療費を用意する話にしようと決めます。

2回目:作者が願いと難しい条件を足す

2回目の入力例

姉は妹の治療費を用意したいです。 ただし、高く売れるのは妹と過ごした時間の記憶だけ、という設定にします。 姉がためらう場面を考えるため、次の質問を一つしてください。

返答例は、「その記憶を売ったとき、姉は妹について何を忘れ、何を覚えているのでしょうか」です。

3回目:失うものを決め、焦点の違う案を頼む

3回目の入力例

妹を大切に思うこと自体は覚えています。 一方、妹と過ごした出来事や、子どもの頃に二人で作った歌を失う設定にします。 この前提を変えず、物語の核を一文で3案にしてください。 Aは売るかどうかの迷い、Bは姉妹の関係、Cは思い出を売買する店に焦点を当ててください。 新しい出来事や結末は足さないでください。

比較に使う3案を、次のように置きます。こちらも説明用に作った候補です。

  • A:選択に焦点 — 妹の治療費を必要とする姉が、妹と過ごした記憶と二人の歌を売るかどうか迷う。
  • B:姉妹の関係に焦点 — 妹を大切に思うことは覚えていても、二人の出来事や歌を失う姉が、その記憶を治療費に換えられるか考える。
  • C:店と売買に焦点 — 思い出を売れる店で働く姉が、高く売れる妹との時間を前に、治療費に換えることをためらう。

3案は別々の筋書きではありません。共通する設定を、どこから見せるかが違います。

4回目:同じ条件で比較する

4回目の入力例

A・B・Cを、姉妹の関係の見え方と、中心になる問いで比較してください。 各案に書かれた内容と、あなたの解釈を分けてください。 結末や本文がないため判断できない点は、不明としてください。 優劣や採用案は決めないでください。
案中心に置くもの本文を書くときに考える点
A記憶を売るかどうかの迷いためらいが、どんな行動に表れるか
B大切に思うことと、共有した出来事の違い失う歌が、二人にとってどんな時間だったか
C妹との時間に価格が付く仕組み査定の場面を通じ、姉の迷いをどう見せるか

この表の「考える点」は、作者が次に検討する問いです。本文や結末がない段階で、感動するか、短編にまとめやすいかまで断定はしません。

5回目:作者が選んだ焦点と、次の作業を伝える

5回目の入力例

今回はBの、姉妹の関係を中心にした案を使います。 描きたいのは「妹を大切に思うことは残っても、二人の時間や歌を失えるのか」という迷いです。 結末はまだ決めません。 次は、査定台で姉がためらいながら金額を尋ねる場面を考えたいです。 ここから加える場面案として整理し、元の設定と分けてください。

この作者は、一場面を考えることに進みました。別の作者なら全案を保留し、歌の思い出を先に考えても構いません。質問を5回することや、必ず一案を採用することが目的ではありません。

ソウマ

3案は別の結末じゃなくて、同じ姉妹の話をどこから見るかの違いなんだな。

ミラ

そうです。焦点を選んだら、次は査定の場面で何を書くかを考えられます。まだ選べないなら、その迷いを残しましょう。

アキト

比較する前に、案そのものと条件をそろえろ。書いていない結末まで評価しなくていい。

06

Re-ask

AIの物語が思いどおりにならないときの聞き直し方

聞き直しは、残す・変える・避ける・感じてほしいの4項目を手がかりにする。分からない点は空欄でよく、新設定が増えていないか元の条件と照合する。

返答がイメージと違ったら、どこを残し、どこを変えたいかを伝えます。次の4項目は、その違いを言葉にする手がかりです。まだ分からない欄は空欄でも構いません。

項目書く内容
残したい今の案で気に入っている部分
変えたいイメージと違う箇所や、変えて試したいこと
避けたい次の案で入れてほしくないもの
感じてほしい読者に残したい感情や印象

聞き直しテンプレート

今の案を、次の条件で調整したいです。空欄は未定として扱ってください。 残したい部分:________________________________ 変えたい部分:________________________________ 避けたい展開・表現:________________________________ 読者に感じてほしいこと:________________________________ まず変更方針を短く示してください。私が選んだ方針だけを使って修正してください。 条件同士が両立しない場合や、判断できない場合は、その点を先に教えてください。

たとえば、査定の作例なら「姉が泣き崩れる演出は避け、金額を尋ねる前に手を引きかける動きを試したい」と伝えられます。この動きは作者が新しく加える候補です。元の設定にあったこととして扱わず、下書きで必要かを見ます。

新設定が増えたら、使える材料を示す

使える材料を限定する

使う材料は、姉、妹、記憶を売れる店、妹の治療費、二人で作った歌です。 妹を大切に思うことは覚えていても、共有した出来事や歌は失う設定です。 新しい黒幕、血縁の秘密、記憶を戻す道具は足さないでください。 不足があれば質問し、新設定の提案は本文と分けてください。

指示を書いたあとも、返答は元の材料と照合します。変えたくない設定が消えていれば、その部分を具体的に指して戻してもらいます。

質問・比較・下書きを、今の状態で選ぶ

今の状態頼める形式依頼の例
考えがまだ見えていない質問「まず一つ質問してください。答えられない点は未定にします」
候補を見て考えたい短い案と比較「同じ前提の3案を、焦点の違いで比べてください」
設定が増えて混乱している要約と分類「作者の確定事項、未定、新しい提案を分けてください」
流れを確かめたい本文との照合「つながりが分かりにくい点があれば根拠を示してください」
場面を試したい下書き「この条件で一場面を書き、追加した設定は別に示してください」
原稿を直したい部分的な修正案「残す表現を守って、この段落の修正案を示してください」

「質問を一つ」「候補を3案」「一場面だけ」は、確認する量を絞る例です。扱いやすい数に変え、どれも採用しない場合は、合わなかった理由を次の相談へ渡せます。

07

Practice

AI創作相談メモに、採用・保留と次の作業を残す

相談メモには材料と作者の判断を分けて記録する。全案保留も選べ、次の場面がなくても確認したい点を残せる。未定の欄は空欄で使える。

相談のあとには、渡した材料と、作者がどう判断したかを残します。AIに作ってもらった文章も、作品に採用するかを決める前の候補として読み返せます。

AIへ頼む作業作者が確認すること
イメージを探る質問を出す自分が考えたい問いになっているか
材料を表や一文に整理する決定事項と未定の点が混ざっていないか
候補を出して比較する同じ条件で比べられるか、何を採用・保留するか
設定や本文のつながりを確認する指摘の根拠が元の材料にあるか
条件に沿って下書きを作る残したい内容や表現が守られているか

選べなかった場合も、「全案保留。先に歌の思い出を考える」と残せます。次の場面がまだなければ、次に確かめたいことだけで構いません。

実践ワーク

AI創作相談メモを1枚にまとめる

今ある材料、今回の迷い、AIへの作業と形式、変えないこと、作者の採用・保留、次の作業を残します。未定の欄は空欄でも使えます。

材料と迷い

今ある材料と、今回考えたいことを分ける。未定の欄は空欄でも使える。

形式指定

今したい作業を選び、質問・短い候補・比較表など扱いやすい形式を伝える。

作者が決める

採用か保留とその理由を残し、次の場面や確認することへつなぐ。

生成される実践メモ

入力すると、この記事のワーク結果がノートに貼れる形でここにまとまります。
今ある材料(決まっていること): ____ 今回の迷い・考えたいこと: ____ AIへ頼む作業と返答形式: ____ 変えないこと・避けたいこと: ____ 相談後の採用・保留と理由: ____ 次の場面・確かめたいこと: ____

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記入例:姉妹の関係に焦点を当てる場合

項目記入例
今ある材料記憶を売れる店の姉。妹の治療費のため、妹との時間や二人の歌を売るか迷っている
今回の迷い姉が何を失うと感じているのか、具体的に考えたい
AIへ頼む作業と形式同じ前提の3案を、姉妹の関係の見え方で比較する
変えないこと妹を大切に思うことは覚えている。新人物を足さず、結末は未定
作者の判断Bを採用。大切に思うことが残っても、二人の時間や歌を失えるかを描く
次の作業作者の新しい場面案として、査定台で姉がためらいながら金額を尋ねるところを書く

材料を保存したら、次に開いたときに「何を決め、何を決めていないか」が分かるかを確認します。会話の返答をすべて移す必要はありません。

今日できたもの

この記事で作ったもの
AI創作相談メモ
相談後に残すこと
採用した内容、または保留理由と未定の点
次の行動
選んだ場面を書く、または次に必要な条件を確かめる
08

Template

ChatGPTへの創作相談テンプレート|基本と短縮版

基本テンプレートは質問でイメージを整理する場合、短縮版は今回の作業と返答形式を決めている場合に使う。空欄を未定とし、元の材料と新しい提案を分ける。

次の基本テンプレートは、イメージを質問で整理したいときに使えます。比較や下書きを頼みたいときは、最後の依頼をその作業に変えてください。

ChatGPTへの創作相談・基本テンプレート

今あるイメージを整理する相談に付き合ってください。 作りたいもの・形式:________________________________ 想定する読者:________________________________ 現在あるイメージ:________________________________ すでに決めたこと:________________________________ まだ迷っていること:________________________________ 読者に感じてほしいこと:________________________________ 変えないこと・避けたいこと:________________________________ 空欄は未定として扱ってください。 まず、決まっていることと未定の点を短く整理してください。 次に、今回の迷いに関わる質問を一つしてください。 私が答えられない場合は飛ばすか、必要に応じて短い候補を相談してください。 新しい提案は元の設定と分け、私の回答なしに確定しないでください。

今回頼みたい作業がある人向けの短縮版

作業を選べる短縮テンプレート

今ある材料・本文:________________________________ 今回考えたいこと:________________________________ してほしい作業と返答形式:________________________________ 残したいこと・避けたいこと:________________________________ 空欄は未定です。元の材料と、あなたが新しく考えた案を分けてください。 足りない情報や判断できない点があれば示してください。 採用案は私が決めます。

作業欄には「一問ずつ質問」「この候補の比較表」「この場面の下書き」などを書けます。相談する内容に合わせて選びましょう。

送る前に、必要な項目だけ見直す

  • 今回使ってよい材料を渡しているか
  • 決めたことと、まだ考えている案を分けているか
  • 頼みたい作業と、読みやすい返答形式が伝わるか
  • 変えたくない設定や表現があれば書いたか
  • 返答を、元の材料に戻って確認できるか

すべての項目がそろわなくても相談は始められます。「何から考えるか分からない」と、困っているところ自体を伝えて構いません。

09

FAQ

ChatGPTへの創作相談でよくある質問

短い依頼や全体の下書きも使用できる。一問や3案は作業量を絞る例で、必須ではない。選べない案はすべて保留し、返答を元の条件と確かめて次の作業へつなげる。

ChatGPTに最初にする質問は何がよいですか?

イメージを言葉にできないなら、まず質問を一つしてもらう方法があります。すでに比べる案や書く場面がある場合は、その材料を渡して比較や下書きを頼めます。最初の作業は、今困っていることに合わせて選びます。

短いプロンプトでも物語は作れますか?

短い依頼で案や下書きを試す使い方もできます。残したい方向がある場合は、今ある材料や、変えたくない設定を添えてください。長さだけでなく、必要な条件が伝わっているかを返答で確かめます。

AIの案がありきたりに感じるときは、どう聞き直せばよいですか?

まず、どの箇所がイメージと違うかを具体的に示します。残したいところ、変えたいところ、避けたい展開、読者に感じてほしいことのうち、分かる項目を補足します。原因を一つに決めず、返答と依頼文を照合して調整します。

AIへの質問や候補の数は、いくつにすればよいですか?

このページの一問や3案は、確認する量を絞る例です。必須の数ではありません。考えながら答えたいなら一問ずつ、全体を見たいなら複数項目をまとめるなど、扱いやすい量に変えられます。

AIに物語を全部書いてもらってはいけませんか?

全体の下書きを頼むこともできます。確認する範囲を絞りたい場合は、一場面ずつ条件を渡す方法があります。どちらも元の設定、残したい表現、追加された内容を読み返し、作品に採用するかを決めます。

AIが出した案を選べないときは、どうすればよいですか?

全案を保留して構いません。合わなかった点や、先に決めたい条件を相談メモに残します。案の一部分だけを使うこともでき、必ず一つの案を丸ごと採用する必要はありません。

役割分担を整理したい場合は、ChatGPTで小説・物語を作る方法へ進めます。短い案を出して比べる方法は、AIと小説を壁打ちする方法で扱います。工程別の依頼を探すなら、創作で使えるChatGPTプロンプト集も使えます。

何を聞くか分からないときの始め方

困っているところから相談を始める

物語を作りたいのですが、今は何から考えればよいか分かりません。 まず、私が持っているイメージを確かめる質問を一つしてください。 分からない点は未定として残してください。 案を見たほうが考えやすければ、その進め方も相談したいです。

会話の途中で、質問が合わないと感じたら「場面の例を見たい」「このメモを整理したい」と作業を変えられます。

相談を、次の作業につなげる

ChatGPTへの創作相談では、今ある材料と迷いを渡し、必要な作業を選びます。返答を元の条件に戻って確かめ、使う部分や保留理由を残しましょう。

このページの姉妹の例では、歌の記憶を失う迷いを中心に選び、査定場面を考えるところまで進めました。自分の作品でも、次に書く場面か、先に確かめることが一つ見えれば、その内容から続けられます。

おつかれさまでした

AI創作相談メモを残せた!

今ある材料と頼む作業を整理し、採用・保留と次の作業をメモに残しました。次は、選んだ場面を書くか、未定の条件を確かめるところから続けられます。

チェックすると、マイノートに読んだ記録が残ります。

要約画像

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