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AIとのやり取りが増えて、どれが使えるメモだったのか分からなくなってきた。
ミラ
この記事でAIに任せるのは整理です。新しい案ではなく、手元のノートを分類してもらいます。
アキト
保存先が散ると、創作の判断も散る。まず分類だ。
AI Basics
AIで創作ノートを整理するときの担当は、分類と抽出まで
創作ノートが溜まると、台詞を探していたのに設定のメモばかり開く、といったことが起きます。まずは一つの作品に関するメモだけを選び、原文を残したコピーに番号を付けましょう。番号があれば、AIの分類結果から元の一件へ戻って確かめられます。
AIに頼むのは、分類、共通点の抽出、保留候補の指摘です。新しい案を足す作業と、今あるメモを整理する作業は分けます。 同時に頼むと、最初からあった言葉と、あとで加わった案を見分けにくくなるためです。
分類ができても、保存先はまだ決まっていません。AIから受け取るのは整理案まで。その案を見て、普段使っているノートのどこへ置くかを自分で決めます。創作のほかの工程も相談したいときは、AIと小説を書くときの役割分担で整理できます。
Prompt Craft
創作ノートを4種類に仮分類し、保存先を選ぶ
最初は、メモを次の4種類に分けてみます。これは分類の一案です。すでに使いやすいノートがあるなら、分類名を合わせても構いません。以下は整理を試すための架空のメモで、本編小説の設定ではありません。
- 種:これから話を広げたい着想。「雨の日、郵便屋が配達先を一軒だけ避ける」など。
- 場面:書きたい場所・動作・空気。「商店街の閉店アナウンスが怖い」など。
- 台詞:人物に言わせたい言葉。「その手紙だけは、明日届けます」など。
- 気付き:書きながら見つけた特徴や修正点。「主人公は約束を先延ばしにする癖がある」など。
たとえば「主人公は約束を先延ばしにする癖がある」は、仮分類では「気付き」でも、次に人物を考えるときに使うなら保存先は「キャラメモ」でよいのです。分類はメモの中身、保存先は自分が次に探す場所として分けて考えます。
AIへの依頼も、必要な仕事に分けます。
- 分類:メモの番号ごとに仮分類と理由を出してもらう。迷うものは保留にする。
- 共通点の抽出:繰り返すテーマや感情があれば、該当するメモの番号と一緒に挙げてもらう。共通点がなければ無理に作らない。
- 保留候補の指摘:似たメモや役割が読み取れないメモを挙げてもらう。元メモは削除しない。
同じ台詞でも、言う相手や場面が違えば別の用途かもしれません。重複候補が出たら、言葉の一致だけでまとめず、残した理由まで見直します。
ソウマ
分類だけAIに任せると、マイノート整理ルールに自分の保存先が残るんだな。
ミラ
はい。原文は手元に残し、伏せ字にしたメモと分類ルールだけを渡せば、送る情報も減らせます。
Quality Filter
AIで創作ノートを分類するプロンプトと、送信前の確認
創作ノートは個人情報や未発表の設定を含むことがあります。AIに渡す前に、人名や場所などの固有情報を伏せ字に置き換え、整理に不要な部分を外します。伏せ字にしても利用条件や送信先の確認は別に必要です。
AIから受け取った分類結果は、そのまま採用せず、元メモと照合して並べ直します。AIが見た短い範囲だけでは、作成順や、そのメモを残した理由まで分からないためです。
もったいない相談例
このメモから新しい物語を作って、使える設定も追加してください。
よい相談例
私の創作ノートから、今回整理するメモのコピー(必要な箇所は伏せ字済み):
01:__________
02:__________
このノートに対して:
- 番号/原文/仮分類/分類の理由を並べてください。分類は種・場面・台詞・気付きから選び、迷うものは保留にしてください。
- 繰り返し出てくるテーマがあれば、該当する番号を添えてください。なければ「見つからない」としてください。
- 重複しているか、役割が読み取れないメモがあれば、番号と理由を保留候補として挙げてください。
※新しいアイデアは付け加えないでください。
※原文は書き換えず、入力したすべての番号を残してください。
※保存先と採用・保留は、結果を見て私が決めます。
分類がうまくいかないときの直し方
- 状態:丸投げ。例:新しい物語も作って。問題:整理ではなく生成になる。直し方:既存メモの分類だけ頼む
- 状態:全部渡す。例:ノート全体を貼る。問題:不要な情報まで送る。直し方:今回の分類に必要な範囲だけを伏せ字で渡す
- 状態:自動採用。例:AI分類をそのまま保存。問題:次に探す場所と分類先が合わない。直し方:使う目的に合わせ、自分で保存先を選ぶ
Practice
創作ノートの整理ルールを、保存名と次の作業まで記録する
散らかったAIとのやり取りから、もう一度使いたいメモを一つだけ選びます。「何のためのメモか・採用か保留か・次に何をするか」が名前から分かる状態にして、マイノートに戻せる整理ルールを作ります。
この記事のワークに保存するのは、元メモの場所や分類方法をまとめた整理ルールです。元の創作メモは普段使っているノートに残し、そこでコピーの名前や保存先を整えます。
実践ワーク
マイノート整理ルールを1枚にまとめる
残すメモに見つけやすい名前と分類を付け、次に開いたとき何をするかまで一行で残します。
一件だけ記入して、元メモへ戻ってみる
たとえば「その手紙だけは、明日届けます」という台詞なら、次のように残せます。「台詞ページ」などの保存先・タグ・日付は記入例なので、普段使うノートに合わせて置き換えてください。
| ワークの欄 | 記入例 |
|---|---|
| 原文の保存場所・版・日付 | 創作ノート/雨の郵便屋/9月26日の原文、メモ02 |
| 今回整理する範囲 | 雨の郵便屋に関するメモ01〜04 |
| 伏せ字・送信範囲・利用条件の確認 | 実際に確認した内容を書く。確認できなければ送らず手元で分類 |
| AIの仮分類・保留候補 | 台詞。誰に言うのかが未定なので、使う場面は保留 |
| 自分で決めた保存先・補助タグ | 台詞ページ/雨・先延ばし |
| 採用・保留と理由 | 保留。前後の場面を書いてから採用を決める |
| 原文を残したコピーの名前・保存場所 | 雨の郵便屋_台詞02_保留_相手を決める/台詞ページ |
| 見直し日 | 次に書く予定の9月28日 |
| 次に開いたときの一手 | 誰にこの台詞を言うのかを一人決める |
ワークを保存したら、サイトのマイノートで記事名や入力したコピー名を検索し、記録した整理ルールを探します。そこに書いた保存場所を手がかりに、普段使うノートの元メモを開きましょう。
元メモへ戻れて、次にすることが分かれば、ほかのメモにも同じルールを試せます。見つからなければ分類を増やす前に、名前と置き場所を直しましょう。
分類結果は、保存でもバックアップでもない
AIに渡さなかった前後の文脈や、メモを残した理由は、返ってきた一覧だけでは確かめられません。原文を別に残し、AIの分類はコピーに付ける仮ラベルとして扱ってください。依頼文で原文を変えないよう指定していても、返答の番号と文を元メモに照合します。
- 保留候補を今すぐ消したくなる:原文はそのまま残し、コピー側に「保留」と理由を記録する。次に見直す日も決める
- 一つのメモが複数分類に当てはまる:無理に一か所に限定せず、主分類を一つ決めて補助タグを付ける
- 分類後も目的のメモが見つからない:物語アイデアノートの作り方で、種・育てる問い・次の一手を一組にする
- 別の場所に持ち出せる形で残したい:物語をMarkdownで保存する方法で、特定サービスだけに依存しない保存先を作る
- 未発表原稿や個人情報を含む:利用サービスの入力データの扱いを確認し、必要な範囲まで伏せられないなら送らず手作業で分類する
今日できたもの
- この記事で作ったもの
- マイノート整理ルール
- 次に育てる場所
- 原文を残したまま、あとから探せる名前・置き場所・次の作業を付ける欄
- 次の行動
- 原文を複製してから、再利用する目的と次の作業が分かる見出しを付ける
ソウマ
『最終版2・本当の最終』が三つあるの、見なかったことにしてた。次に使う目的まで名前に入れれば迷わないな。
ミラ
残す量より、戻れる手がかりが大切です。今日は一つだけ、名前と分類と次の作業をそろえられました。
アキト
分類は収納ではなく再開の目印だ。開いて何をするか分からないメモは、まだ整理できていない。
おつかれさまでした
原文に戻れる整理ルールを残せた!
AIの分類を正本にせず、原文を残したコピーに名前・分類・次の作業を付けました。次は保留候補を削除せず、一つのメモが本当に探せるか開き直してください。
チェックすると、マイノートに読んだ記録が残ります。
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