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物語を支えるサブキャラクターの役割
脇役の作り方
この記事の結論
脇役の作り方で大事なのは、人数を増やすことではありません。助力者・鏡・揺さぶり・観察者の役割から1つ選び、主人公の選択を変えるために配置します。 読み終えると「脇役役割表」を自分で形にするための判断手順まで確認できます。
この記事でわかること
- 脇役を背景ではなく、主人公の選択を変える存在にできる
- 助力者・鏡・揺さぶり・観察者の4役を使い分けられる
- 削れる脇役を見つけ、役割を整理できる
ソウマ
登場人物を増やすと賑やかになるけど、誰が何をする人なのか分からなくなる。
コトハ
脇役は、背景の人ではありません。主人公の選択を変える役割を1つ持たせましょう。
アキト
役割のない脇役は削れ。短い物語ほど、仕事を持つ人物だけ残す。
Support Cast
脇役は、主人公の選択を変えるために置く
脇役を増やすと、物語が華やかに見えます。けれど、役割の薄い脇役が多いと、読者は誰を追えばいいかわからなくなります。
脇役は「主人公の選択を変えるための装置」として配置します。情報を渡す、比較対象になる、信念を揺らす、変化を見届ける。役割が1つだけある脇役のほうが、短い物語では強く残ります。
Roles
助力者・鏡・揺さぶり・観察者から選ぶ
脇役を作るときは、次の役割テーブルから選びます。
-
助力者
主人公に欠けている情報や勇気を渡す。 -
鏡
主人公と同じ立場にいる別人。比較で主人公の輪郭が見える。 -
揺さぶり
主人公の信念を試す出来事や言葉を持ち込む。 -
観察者
主人公の変化を最後に確かめる役。読者の代理になる。
完成例:脇役役割表
- 助力者:卒業に必要な書類を渡す事務員
- 鏡:同じ事情を抱える隣のクラスの生徒
- 揺さぶり:助けを申し出る親友
- 観察者:最後の場面に立ち会う担任
- 削れる脇役:情報も選択も変えない友人A
脇役の役割が決まると、出すべき場面と削るべき場面が見えます。
ソウマ
役割が1つだけなら、脇役を増やしても迷いにくいな。
アキト
増やす前に削れ。主人公の選択を変えないなら、今はいらない。
AI Partner
AIには、必要な役割を渡してキャラ案を出してもらう
一人に複数の役割を持たせるとキャラが厚くなりますが、初心者の段階では役割を1つに絞ることをおすすめします。物語が短いほど、役割の混線は混乱を生みます。
AIに相談するときは、「脇役を増やして」ではなく、必要な役割を渡して、その役に合う人物案を出してもらいましょう。
もったいない相談例
この物語に面白い脇役をたくさん出してください。
よい相談例
主人公の輪郭:__________
必要な脇役の役割:__________(助力者/鏡/揺さぶり/観察者のいずれか)
この役割を担えるキャラ案を、3人短く提案してください。
※キャラを増やすのではなく、役割に合うキャラを選ぶ視点で書いてください。
NG例から改善する
-
弱い状態:にぎやかにするためだけに脇役を増やす
改善すると:主人公の選択を変える役割を1つ持たせる -
弱い状態:全員に見せ場を作ろうとする
改善すると:短編では1人1役に絞る -
弱い状態:情報を渡すだけの人が何人もいる
改善すると:助力者を1人にまとめる
Practice
脇役役割表で、脇役の役割を決める
ここで作る脇役役割表は、読み終えた記念ではなく、「脇役の役割を決める」ための作業メモです。脇役の作り方で迷いやすい点を広げすぎず、最後に脇役の役割を1つ選び、主人公への影響を場面で書くところまで持っていきます。
実践ワーク
脇役役割表を1枚にまとめる
脇役1〜3人について、役割と一言説明を書きます。最後に、削れる脇役がいないか確認しましょう。
チェックリスト
- 各脇役に役割を1つずつ決めた
- 助力者・鏡・揺さぶり・観察者のどれかに入っている
- 主人公の選択を変える働きがある
- 役割が重複している人物を確認した
- 削れる脇役を1人探した
今日できたもの
- この記事で作ったもの
- 脇役役割表
- 次に育てる場所
- 脇役が主人公をどう支えるか、または揺らすかを書く欄
- 次の行動
- 脇役の役割を1つ選び、主人公への影響を場面で書く
ソウマ
脇役の役割を決めるって、設定欄じゃなくて場面で試すと見え方が変わるな。
コトハ
その手応えを残しましょう。脇役役割表は、「脇役の役割を決める」ための小さな栞になります。
アキト
脇役役割表には、まだ直せる余白と次へ動かす軸が残った。
おつかれさまでした
脇役役割表を残せた!
今日の脇役役割表は、脇役を人数合わせではなく、物語を支える役割として使える入口です。迷ったら、脇役の役割を1つ選び、主人公への影響を場面で書くところだけ見直しましょう。
チェックすると、マイノートに読んだ記録が残ります。
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