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行動する理由を作る
キャラクターの目的の決め方
この記事の結論
目的は『短期・長期・隠された』の三層で設計します。表に出る目的の下に、本当の目的を埋めておきます。 読み終えると「目的設定ワーク」を自分で形にするための判断手順まで確認できます。
この記事でわかること
- 目的・欲求・動機を整理がわかる
- 短期・長期・隠された目的を三層で整理できる
- 目的設定ワークに、次に試す一手を残せる
ソウマ
主人公の目的を『幸せになりたい』にしたら、何も動かなくなった。
ミラ
目的は1つでなくても大丈夫です。短期・長期・隠された目的の3層に分けてみましょう。
アキト
表の目的の下に、本人も気づかない目的を埋めろ。そこが終盤で効く。
Character Core
目的を一つに絞りすぎない
キャラクターの目的を一つだけ決めると、行動が単線になりがちです。物語の人物が立体的に動くには、目的を三層に分けて設計します。表に見えている目的の下に、本人も気付いていない目的を埋めておくのがコツです。
ここでは、目的の三層構造を紹介します。物語が深まる瞬間に、下の層が表面化する設計になります。
Inner Drive
短期・長期・隠された目的を分ける
次の三層を、それぞれ一行で書きます。
- 短期目的:今日・今週、目の前で達成したい具体的なこと。
- 長期目的:物語全体を通して手に入れたい状態。
- 隠された目的:本人も気付いていない、本当に欲しいもの。物語の中盤以降に表面化する。
例:短期『財布を見つける』/長期『誰にも頼らずに高校を卒業する』/隠された『一度だけ、誰かに自分の弱さを見せる』。物語の終盤で隠された目的が表面化することで、物語の意味が変わります。
ソウマ
短期・長期・隠された、で分けると、急に主人公が動きそうになるな。
アキト
隠された目的は、書き手だけが知っていればいい。読者には終盤で気づかせろ。
AI Partner
詰まったとき、AIや仲間にどう相談するか
隠された目的を本人に最初から自覚させると、物語の発見が薄れます。書く側だけが知っていて、読者には終盤で気付かれる、という配置が効きます。
AIには三層を渡して、『この三つが衝突する場面を1つ提案して』と尋ねます。AIに目的を発明させるのではなく、自分の三層を試す場面を作ってもらう使い方です。
もったいない相談例
このメモを、私の判断なしで完成形にしてください。
よい相談例
主人公の目的(三層):
- 短期:__________
- 長期:__________
- 隠された:__________
この三層が衝突して、隠された目的が表面化する『場面』を1つ提案してください。
Practice
目的設定ワークに、次へ戻る印を残す
目的設定ワークでは、「目的と理由を置く」ために必要な材料を一箇所に集めます。キャラクターの目的の決め方を調べている読者が知りたいのは手順だけではなく、次に自分のメモで何を確かめればよいかです。ここでは、ほしいものを1つ決め、それを失うと困る理由を書くところまでに範囲を絞ります。
実践ワーク
目的設定ワークを1枚にまとめる
短期・長期・隠された目的と、隠された目的が表面化する場面をまとめます。隠された目的は、書き手だけが知っていればOKです。
チェックリスト
- 短期目的を場面で動く形で書いた
- 長期目的を書いた
- 隠された目的を書いた
- 3層が衝突する場面を1つ決めた
- 隠された目的を読者には終盤まで伏せる方針にした
今日できたもの
- この記事で作ったもの
- 目的設定ワーク
- 次に育てる場所
- キャラクターが動き出す目的と理由を決める欄
- 次の行動
- ほしいものを1つ決め、それを失うと困る理由を書く
ソウマ
目的と理由を置くって、設定欄じゃなくて場面で試すと見え方が変わるな。
コトハ
ここまでで十分です。目的設定ワークには、あとから「目的と理由を置く」場所がちゃんと残っています。
ミラ
あとでAIやノートを使うときも、人物を説明するだけでなく、場面で動かす目的を持たせられる状態から再開できます。
おつかれさまでした
目的設定ワークを残せた!
目的設定ワークには、「目的と理由を置く」ための判断が残っています。次に開くときは、ほしいものを1つ決め、それを失うと困る理由を書くところから続けてください。
チェックすると、マイノートに読んだ記録が残ります。
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