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読者が先を読みたくなる要素
キャラクターの秘密の作り方
この記事の結論
キャラクターの秘密の作り方で大事なのは、中身を派手にすることではありません。誰に隠していて、どの場面で暴かれ、暴露後に主人公がどう変わるかまで決めると、秘密が物語を動かします。
この記事でわかること
- 秘密を、ただの設定ではなく物語を動かす要素にできる
- 隠す相手・暴かれる場面・暴露後の変化を設計できる
- 秘密の中身を派手にしすぎず、開示タイミングを作れる
アキト
秘密は持たせるだけでは弱い。誰に隠し、どこで暴かれるかまで決めろ。
ソウマ
秘密の中身をすごくすればいいと思ってた。
コトハ
中身より、隠している相手と暴かれた後の変化が大切です。
Character Core
秘密は、中身より『誰に隠しているか』で動く
キャラクターに秘密を持たせると、物語に推進力が生まれます。けれど、秘密の中身だけ凝っても物語は動きません。秘密が動力になるのは、「誰に隠していて、いつ、どこで暴かれるか」をセットで設計したときです。
同じ秘密でも、隠す相手が変わると緊張感が変わります。友人に隠しているのか、家族に隠しているのか、本人自身が気づかないように隠しているのか。そこが読者の興味になります。
Secret Design
秘密の中身・隠す相手・暴かれる場面をセットで決める
次の3つをセットで決めます。
- 秘密の中身:何を隠しているか。一行で書く。
- 隠している相手:誰にいちばん知られたくないか。本人自身に隠している場合もあります。
- 暴かれる場面:物語のどこで、どんな形で露見するか。完全に暴かれなくても構いません。
完成例:秘密設計カード
- 秘密の中身:過去に弟の事故に関わっていた
- 隠している相手:母親
- 暴かれる場面:母の還暦祝いで、当時の友人が来てしまう
- 暴露後の変化:母を避け続けた主人公が、初めて事故の日の話をする
秘密は、暴かれた後に人物の行動を変えるから効きます。
ソウマ
秘密の中身じゃなくて、誰に知られると困るかが大事なんだな。
アキト
そうだ。秘密は関係を揺らすためにある。単なる驚きで終わらせるな。
AI Partner
AIには、秘密の中身ではなく暴かれる場面を出してもらう
秘密の中身を凝りすぎると、暴かれた瞬間にしらける危険があります。中身は分かりやすく、暴かれ方を丁寧に設計するほうが、読者の心が動きます。
AIに相談するときは、秘密の中身を変えさせず、暴かれる場面だけ候補出ししてもらいましょう。
もったいない相談例
読者が驚くようなすごい秘密を作ってください。
よい相談例
主人公の秘密の中身:__________
隠している相手:__________
この秘密が暴かれる場面を、3つ短く提案してください。
※秘密の中身を派手に変えないでください。
※暴かれる状況だけを変えてください。
NG例から改善する
-
弱い状態:秘密の中身だけ派手
改善すると:誰に知られたくないかを決める -
弱い状態:秘密が最後に説明されるだけ
改善すると:暴かれた後、主人公の行動を変える -
弱い状態:AIに新しい秘密を量産させる
改善すると:既に決めた秘密の暴かれ方だけ比べる
Practice
今日の秘密設計カードで、迷う場所を一つ決める
ワークでは、秘密の効きどころを決めることを目標にします。秘密設計カードに残すのは完成形ではなく、あとで本文やノートへ戻るための印です。空欄があっても、秘密を1つ決め、隠す理由とばれそうになる場面を書くところまで進めば十分です。
実践ワーク
秘密設計カードを1枚にまとめる
秘密の中身、隠している相手、暴かれる場面、暴露後に主人公がどう変わるかをまとめます。中身より、関係がどう揺れるかを重視しましょう。
チェックリスト
- 秘密の中身を一行で書いた
- いちばん知られたくない相手を決めた
- 暴かれる場面を決めた
- 暴露後に主人公がどう変わるか書いた
- 秘密がただの驚きで終わっていない
今日できたもの
- この記事で作ったもの
- 秘密設計カード
- 次に育てる場所
- 秘密が読者の興味と人物の行動に効く場所を書く欄
- 次の行動
- 秘密を1つ決め、隠す理由とばれそうになる場面を書く
ソウマ
秘密の効きどころを決めるって、設定欄じゃなくて場面で試すと見え方が変わるな。
コトハ
その手応えを残しましょう。秘密設計カードは、「秘密の効きどころを決める」ための小さな栞になります。
アキト
秘密設計カードには、まだ直せる余白と次へ動かす軸が残った。
おつかれさまでした
秘密設計カードを残せた!
今日の秘密設計カードは、秘密を設定ではなく、先を読みたくなる緊張へ変えられる入口です。迷ったら、秘密を1つ決め、隠す理由とばれそうになる場面を書くところだけ見直しましょう。
チェックすると、マイノートに読んだ記録が残ります。
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